【お客様事例】McIntosh MX5000 LE802組込み

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はじめに

自宅でカーオーディオが使える電源付カーオーディオ用ケース「LE802」に、McIntosh(マッキントッシュ) MX5000を組込んだお客様事例についてご紹介いたします

電源付カーオーディオ用配線キット「DK101-A」をご購入頂いたお客様より、LE802にMcIntosh MX5000(以降MX5000)を組込みたいとご連絡を頂きました

MX5000はフロントパネルが1DINサイズを超えていることから、通常の組込み方法(LE802のフロントパネルを付けたまま)では、組込むことができません。
そこで、弊社にてLE802にMX5000を組込ませて頂くことをお伝えしたところ、お客様にて組込みたいとご要望を頂きましたので、弊社までお越し頂き、一緒に組込み作業をさせて頂くことになりました

ここでは、はじめに「MX5000組込みの流れ」をご説明し、その後写真を交えながら、実際の組込み方法をご紹介します

McIntosh MX5000 組込み

■組込みの流れ

前述の通りMX5000は、フロントパネル部分が1DINサイズより大きなサイズ、具体的には「188mm x 58mm」になっています(※)。このため、LE802フロントパネルを付けた状態での組込み方法と異なり、下図のようにLE802のフロントパネルを外した上で、MX5000を組込むことなります。

0-Flame1)LE802のフロントパネルを外し、MX5000につける
2)MX5000に固定金具を取付ける
3)電源コード、RCAコードをLE802サービスホールに通し配線する
4)MX5000をLE802に組込み、フロントパネルを固定する
5)天板を取付ける
6)完了

※1DINサイズ:180mm x 150mm

■組込み方法

1)LE802のフロントパネルを外し、フロントパネルをMX5000につける

02panel右上図のように、LE802フロント側にある2本のネジを外して、「前面上フレーム」を外し、LE802のプロントパネルを外します

次に外したフロントパネルを、MX5000の背面側から挿入し、LE802のフロントパネルをMX5000に取付けます

右写真はLE802のプロントパネルを取付けたMX5000です

03kanagu2)固定金具を取付ける

パネルを取付けたMX5000に固定用金具を取付けます
取り付けの際、MX5000本体の高さより、フロントパネルの高さの方が高いため、MX5000を水平に置くことができません
そこで、固定金具が水平に取付けられるように、MX5000の下に台を置きます。左写真では、1cm厚のアクリル板を下に敷き、金具を取付けています

3) 電源コード、RCAコードなどをLE802サービスホールに通し、配線する

04-0powercodeMX5000では電源ユニット(DC-DCコンバータ)がMX5000本体と別になっています。このため、電源ユニットから出ている電源コードを、LE802背面のサービスホールから通し、電源のバッテリーコード(黄)とLE802のバッテリーコード、アクセサリーコード(赤)とLE802のアクセサリーコードを接続します
アースコードは電源側に共締めします(※)
また、あわせてLE802のアンテナジャックを、MX5000のソケットに差し込みます04-1powercode

なお、MX5000では電源コードのソケットが大きく、サービスホールを通しにくいため、LE802のサービスホールについているグロメット(ゴム製のコード保護)を外して、グロメットを電源コードに通した上で、サービスホールに電源コードを通し、最後にグロメットを取付けています

※MX5000の場合、MX5000本体と、電源ユニット(右写真)、アースコードが共通になっていました

04-2RCAcode電源コードを通したら、次にMX5000背面から出ているRCAコードをサービスホールに通します
今回通したコードは、OUTPUT FRONT L/Rと、AUX IN L/Rの計4本です
OUTPUTのFRONT L/Rはアンプに接続、AUX IN L/RはiPhoneに接続されるとのことでした

これ以外のコード、OUTPUT REAR L/R等は使用しないためLE802本体内にしまうことにしました

4)MX5000をLE802に組込み、フロントパネルを固定する

05-1embeded次にMX5000をLE802に組込みます
写真のように、MX5000を少し浮かせた状態で、LE802のフロント側からMX5000を入れ、固定金具の穴がLE802底板のネジに入るようにします
このときLE802フロントパネルに付属している「スイッチ」がLE802のフレームにあたらないよう注意します

05-2nejiMX5000を組込んだら、MX5000の前後位置を調整した上で、MX5000をナットで固定します。ナットは対角に締めるようにします

MX5000を固定したら、使用していないコードやRCAコード等を整理し、必要に応じて結束バンドで止めます

最後に、1)で取り外したフロントの「前面上フレーム」を取付け、05-4flameフロントパネルを固定します(下写真)

これで組込みは終了です。
動作を確認を行った上で、天板を付けます。今回は黒天板(標準品)ではなく、ガラス調オプション天板をご利用頂くとのことでした

5)動作テスト

MX5000はアンプを内蔵していない「デッキタイプのカーオーディオ」であるため、直接スピーカーを接続することができません。今回の動作確認では、アンプ内蔵のPCスピーカーを用いました
LE802のサービスホールから出したOUTPUTのFRONT L/RとPCスピーカーを、市販のRCAコードで接続し、正しく音がでることを確認しました
なお、テストで使用したPCスピーカーはONKYO GX-70AXです

06-test

6)オプションガラス調天板の取付け

最後にLE802のフレームを止めているネジ8本を、オプションのガラス調アクリル天板に付属している黒ネジに交換し、天板を置いて完成しました。

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■まとめ

自宅でカーオーディオが使える電源付カーオーディオ用ケース「LE802」に、McIntosh MX5000を組込んだ事例についてご紹介いたしました。
McIntoshは、フロントパネルが1DINサイズより大きいため、LE802通常の組込みではなく、LE802のフロントパネルを外して組込みます。この事例ではその方法についてご説明しました。

■最後に

今回組込みのお手伝いさせて頂きましたお客様より、LE802に組込んだMcIntosh MX5000を使用されている写真をお送り頂きました。

McIntosh 組込み時の撮影、またWEBページへの掲載をご快諾頂きました T様、誠にありがとうございました。
弊社製品を末永くご愛顧の頂きますよう、よろしくお願い致します。

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■製品情報

本事例にて使用致しましたLE802と、自宅でカーオーディオが使える電源付配線キット DK101の製品情報です。

LE802 電源付カーオーディオケース

DK101-A/S カーオーディオ用電源付配線キット

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