【ご参考】P-12V33A負荷特性のご説明

 

弊社製品P-12V33Aの負荷特性(参考データ)についてご説明いたします。
なお、本特性は弊社P-12V33Aの抜き取りサンプルを、測定器を用いて定格外を含め測定した結果です。本データは、定格外での使用を推奨するものではありません。必ず定格内でご利用頂きますようお願いいたします

 

■定格内での特性(グラフ水色領域)

負荷変動率は(無負荷電圧 - 定格負荷時出力電圧)/定格電圧 で示されます。
規格値では5%ですが、実側では2.6%の結果が得られました。
また、グラフを見ると負荷電流の増大に従って直線的な垂下特性となっていますから、電源内部抵抗が一定であり、たいへん癖のない電源であることが分かります。

 

■定格外での特性(グラフオレンジ領域)

定格負荷を超えてもすぐには電圧の低下がみられず、本サンプル個体では20%程度の余裕があります。
しかし、この範囲は規格外ですから、常にこのような領域で使用することは避けてください。

 

■ノイズ発生域について(グラフピンク領域)

定格値を大きく越えて使用した場合、出力には商用周波数に同期した大きなリップルが現れ始め、電源としては全く使用できる範囲ではありません(定格内においては大きなリップルは発生しません)。
また、さらに負荷を重くすると、内部の保護回路が遮断動作を開始する領域に入り、このサンプル個体では4.3Aで出力遮断となりました(グラフ赤丸)。
遮断後、負荷が解放、または定格の範囲内に回復すれば、電源は遮断動作を解除し、通常出力状態に復帰します(自動復旧)。

 

GraphLoad<P-12V33A 負荷特性グラフ>

2014年10月24日

【事例】アンプ内蔵タイプのカーオーディオを室内で楽しむ

 

DK101を用いて、

 「アンプ内蔵タイプのカーオーディオを室内で使う、楽しむ」

事例をご紹介いたします。

この事例で使用した機器は以下の通りです。

P9251580

【使用機器】

DK101(電源付配線キット)
・カーオーディオ
KENWOOD DPX-7021MPi
(2DINタイプカーオーディオ)
・スピーカー
ONKYO D-S7GX(上写真)
VICTOR SX-WD30

※アンプレスのカーオーディオの事例は
「こちら」をご覧下さい。

 

P9261604■はじめに

「アンプ内蔵」のカーオーディオは、
「アンプレスカーオーディオ」と異なり、
カーオーディオだけで直接スピーカーを
駆動することができます。

DK101を使用することにより、写真のような
カーオーディオとスピーカーだけの
「とてもシンプルな構成」
で、サウンドを楽しむ、カーオーディオを使うことができます。
もちろん、車載バッテリーを室内に持ち込む必要はまったくありません。

この構成の場合は、DK101付属ACアダプターからアンプ内蔵カーオーディオに電源を供給し、
DK101付属スピーカー端子を使用してカーオーディオでスピーカーを駆動します。
これでカーオーディオを室内で使うことができます。
なお、DK101は電源付配線キットですので、1DIN、2DIN等カーオーディオのサイズを選びません。

※カーオーディオ、スピーカーは付属していません

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【事例】デッキタイプ(アンプレス)のカーオーディオを楽しみ方

 

DK101を用いて、

 「デッキタイプ(アンプレス)のカーオーディオをホームオーディオに接続して楽しむ、使う」

アンプレスカーオーディオ接続例事例をご紹介いたします。

なお、使用した機器は以下の通りです。

【使用機器】

DK101(電源付配線キット)
・カーオーディオ:DENON DCT-900
(アンプレスカーオーディオ)
・アンプ:ONKYO A-907X
・スピーカー:ONKYO D-S7GX
・市販RCAケーブル

 

■はじめに

 アンプレスタイプのカーオーディオは、直接スピーカーを駆動することができません。
そこで、DK101を用いてアンプレスカーオーディオ(以降カーオーディオ)に電源を供給し、
カーオーディオをホームオーディオに接続した上で、ホームオーディオから音を出す構成としています。

 なお、ホームオーディオのアンプには、スピーカーが接続されている前提としています。
(この構成では、DK101付属のスピーカー端子は使用しません)

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