【事例】MD(ミニディスク)をいい音で楽しむ

TOP事例の概要

音楽を聴く媒体の変化が早いですね
昔はカセットテープ、そしてMD(ミニディスク)、気づくとシリコンオーディオが主流になっています
扱いやすく手軽な媒体はいいのですが、MDの生産終了に伴い、いっぱい録音したMDがそのまま使えなくなってタンスの肥やしになってしまうのも・・・

そこで、カーオーディオのアンプ内蔵MDデッキ、「MDレシーバー」を部屋で使ってみるのはいかがでしょう?
カーオーディオであれば、サイズがコンパクトである上に、アンプ内蔵のカーオーディオを使用すれば、ホームオーディオ用スピーカーに繋ぐだけで、MDをそのまま楽しむことができます

この事例では、そんなカーオーディオの「MDレシーバー」とLE801を使って、「部屋でMDを楽しむ」事例をご紹介します

はじめに

中古カーショップに行くと、カセットレシーバー同様、驚くほど多くのMDレシーバーが中古やジャンクとして販売されています。価格帯も、MDニーズが少ないからなのか、手頃な値段のものが多いようです

そこで、「見つけたMDレシーバー」や、「大切にしまっておいたMDレシーバー」を「LE801」に入れ、お気に入りのスピーカーを接続すれば、あの頃のMDサウンドを「MDそのまま、部屋で」楽しむことができます

どんな使い方ができるの?

部屋でMDを聴きたい時に、電源をON、MDを入れれば、ローディング音の後、再生を開始します
停止したい時にはSTOPやEJECTボタンを押すか、電源をSTANDBYにするだけです
STANDBYにした場合は、再びONにすると停止したところから再生を開始してくれます

また、カーオーディオならではの使い方、特性の違うスピーカーを2組を使って、自分好みの音に調整することもできます
たとえば、フロントスピーカー端子に中高音域のスピーカーを接続し、リアスピーカー端子に中低音域のスピーカーを接続します。そして、カーオーディオならではの機能「FADER」を使って、前後に割り当てられたスピーカーの調整をします。リアスピーカー側を強くすることで中低音域に厚みを持たせる、逆にフロントスピーカー側を強くすることで中高音を際立たせることも可能です

事例で使用した機器

この事例で使用した機器をご紹介します

LE801-GW
弊社製品、市販1DINサイズ専用のカーオーディオ用電源付ケース(シャンパンゴールドタイプ)です
カーオーディオを部屋で使うために必要な接続コードや、スイッチ、ACアダプター、取扱説明書が全てセットになっています。ですので、ぎぼし端子の圧着や半田付けなどの作業は不要です(MDレシーバー、スピーカーは付属しません)
詳細は製品サイトをご覧下さい
LE801

ADDZEST MXZ435LP
クラリオン社製、アンプ内蔵MDデッキ(MDセンターユニット)です
MDLPの再生(2倍、4倍モード)やバスブーストなど音質を調整する機能をもっています
なお、本事例執筆時点で、クラリオン社のWEBページにて「取扱説明書」を参照することができました
MXZ435LPは再生専用機です(多くのMDレシーバーも同様)。MDに録音することはできません

VICTOR SP-EXAR3
VICTOR社製、9cmウッドコーンスピーカー(1ウェイバスレフ、4Ω)
-PR:JVCケンウッド ウッドコーンスピーカー SX-WD30

カーオーディオを自宅で使うために

AdtoDcカーオーディオのアンプ内蔵MDデッキ(MDレシーバー)は、スピーカーを駆動するアンプが内蔵されています
ですので、カーオーディオにスピーカーを繋いで、電源を供給すれば、ホームオーディオのように、部屋でMDを聴くことができます

文頭の写真では、LE801-GWを用いて、家庭用コンセントからMDレシーバー「MXZ435LP」に電源を供給、スピーカーを接続して音を出していますP9261604

なお、アンプを内蔵していないMDデッキや、市販1DINタイプ以外のMDデッキの場合は、残念ながらLE801に組込むことができません
アンプが内蔵されていない、2DINタイプのMDレシーバの場合は弊社製品DK101の事例をご覧下さい(ケースはありませんが、LE801同様、MDレシーバーを部屋で使うことができます。右写真)

デッキタイプ(アンプレス)のカーオーディオを楽しみ方
アンプ内蔵タイプのカーオーディオを室内で楽しむ
(ともに新しいウィンドウが開きます)

接続方法

embmvicon1LE801にMXZ435LPを組込む
MDレシーバーMXZ435LPをLE801に入れ、配線を行います
組込みの流れはこちらの動画を参照して下さい
動画では、カセットレシーバーを使用して組込みをしていますが、組込み方法、配線方法は変わりません

組込みの詳細については、取扱説明書をご覧下さい(ともに新しいウィンドウが開きます)

組込み動画(3分弱の動画です)
取扱説明書(製品ページが開きます)

LE101とスピーカー接続する
LE801背面にあるスピーカー端子に、スピーカーを接続します
(通常のホームオーディオと同じやり方です)

基本的な操作

音楽を聴く
LE801のスイッチをONにし、MXZ435LPにMDを入れれば、音楽を楽しむことができます

音楽を止める
MXZ435LPのEJECT/STOPボタンを押すか、LE801のスイッチをSTANDBYにします
(STANDBY状態であれば、MXZ435LPに設定した初期値は消えません)

その他の事例

カセットテープを手軽にいい音で楽しむ
iPhoneをいい音、こだわりのスピーカーで手軽に楽しむ
事例一覧はこちら

製品情報

本事例にて使用致しました電源付カーオーディオケースLE801と、カーオーディオ用電源付配線キットDK101の製品情報です

LE801 電源付カーオーディオケース
DK101-A/S カーオーディオ用電源付配線キット

ご購入

アマゾンにてご購入頂けます(新しいウインドウが開きます)

LE801

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【事例】iPhoneをいい音、こだわりのスピーカーで楽しむ

■事例の概要

cfcd731042edb411658ae90d7ab38c25外出先で音楽を聞いているiPhone。自宅ではスピーカーで音を楽しんでみませんか?
この事例では、Bluetoothに対応したカーオーディオに2組4台のスピーカーを接続して、自宅でiPhoneの音を楽しむ事例をご紹介します(1組2スピーカーでも楽しめます)
事例中には、使用した機器、配線方法の説明や、カーオーディオならでは使い方「2組4台のスピーカーで音を楽しむ」動画などを掲載しています

■はじめに

iPhoneを利用されている方を見ると、iPodTouchと同様、付属ヘッドホンではなく「お気に入りのイヤホンやヘッドホン」で音楽を楽しまれている方を多く見かけます。自宅でも同じようにiPhoneの音楽をいい音で楽しみたい。そんなリクエストにお応えできる事例です

  こだわりのスピーカーで
こだわりのスピーカー、家に眠っているスピーカーを使って、音楽が楽しめます

  シンプルな構成、コンパクトな構成
1DINサイズカーオーディオは、幅17.8㎝高さ5㎝。奥行きは機種によりますが19㎝程度
アンプ内蔵のカーオーディオであれば、そのカーオーディオにスピーカーを接続するだけで音を楽しむことができます

  外出先でも自宅でも、iPhoneそのままの操作で楽しみたい
Bluetooth(無線)で接続することで、iPhone中の音楽をいつものiPhoneと同じ操作で楽しむことができます

  Youtube等動画サイトにある音楽を楽しみたい
Youtubeやゲームもスピーカーで聞くことができます

■どんな使い方ができるの?zenntai

ここでは「iPhoneとカーオーディオでどんな使い方ができるか」
部屋で音楽を楽しむイメージでご説明します

まず「カーオーディオの電源をON」
そして、iPhoneの「BluetoothをON」にします
あとはいつも使っているiPhoneの操作
iPhoneのアプリ開いて曲を選ぶ、youtubeで音楽を選ぶだけ

すると、スピーカーからお気に入りの音楽が流れてきます。
選曲はもちろん、音量も音質調整もいつものiPhoneの操作です
ソファーに座りながら、ベッドで横になりながら
リモコンのようにiPhoneを操作して、スピーカーならではの「音」が楽しめます

■事例で用いた機器のご紹介

▼DK101
弊社製品、カーオーディオ用電源付配線キットです。このキットがあれば部屋でカーオーディオが使えます。
キットにはカーオーディオを自宅で使うために必要な接続コード、スピーカー端子、ACアダプター、取扱説明書がセットになっています。簡単接続です

IMG_0039▼Apple iPhone
ご存じApple社のスマートフォンです
今回使用したのはiPhone 4S。ちなみにiOSのバージョンは7.0.2、使用したアプリはDENON Audio Ver1.1.7です

▼JVC/KENWOOD U300BT+リモコン
KENWOOD社 1DINタイプのアンプ内蔵カーオーディオ、CD/USB/iPod/Bluetoothレシーバーです
CDだけでなく、BluetoothやDock/ライトニングケーブルを使ってiPhoneと接続すれば、iPhoneの音楽を楽しむことができます。今回はBluetooth(無線)でiPhoneと接続しました
-PR:KENWOOD U300BTパイオニア DEH-970

▼VICTOR SP-EXAR3
VICTOR社製、1ウェイ・バスレフスピーカーです(9cmウッドコーン、4Ω)。EX-AR3に付属していたものです。高音の表現力は特筆できるものです
-PR:JVCケンウッド ウッドコーンスピーカー SX-WD30ヤマハ NS-BP182 スピーカー ハイレゾ対応 

▼SANSUI S-α9
SANSUI社製、2ウェイ・バスレフスピーカーです(16.5cmウーファ、2.5cmドーム型ツィーター、6Ω)。94年製α9シリーズに付属していたものです。小型ながら迫力と厚みのある中低音を出します

■接続方法

haisenzenntai今回使用したU300BTはアンプを内蔵しているため、U300BT単体でスピーカーを駆動することができます。ですので、DK101とU300BTを接続し、DK101付属のスピーカー端子にスピーカーを接続するだけです
今回の事例では、2組4台のスピーカーをU300BTに接続しています
iPhoneはBluetooth(無線)で接続しているため、配線の必要はありません

■配線

▼DK101とU300BTの接続
接続するコードはアース線と電源、スピーカーコードです
はじめに、

A.U300BTとDK101のアース線(黒)をU300BTの本体につけます
B.次にアクセサリー電源(赤)とバッテリーコード(黄色)のぎぼし端子を接続します
C.左右前後スピーカー+/-コードのぎぼし端子8つを接続します
※B,Cのコードは色を合わせて接続するだけです

▼DK101とスピーカー接続
DK101のスピーカー端子に2組のスピーカーを接続します。事例ではフロントにSP-EXAR3、リアにはS-α9を接続しました

▼配線を確認する
DK101のACアダプターをコンセントにさす前に、配線に誤りがないことを確認します。
次に正しく接続されているかCDを使って確認します。DK101のスイッチをON、CDを入れてスピーカーの左右から音が出ることを確認します
配線が終わったら、後はiPhoneで音楽を楽しむだけです

■iPhoneの音楽を聴く

  DK101のスイッチをON、カーオーディオの電源を入れ、U300BTのソースをBT AUDIOにします。そしてiPhoneのBluetoothをONにします

 IMG_0037初回のみiPhoneとU300BTのBluetooth設定(ペアリング)をします。iPhoneの画面にペアリング要求が表示されたら、ペアリングをタッチ、その後、U300BTのボリュームボタンを押すと、ペアリング完了です(右写真)。詳細については各機器の取扱説明書を参照下さい

  ペアリングが終わっている場合は、iPhone の設定にてBluetoothをONにします。
デバイスに「U3**BT」が表示され、「接続されました」と表示されていることを確認します
接続されない場合はデバイスの「U3**BT」をタッチすると接続されます

  Bluetoothで接続したらiPhoneのアプリを開き、好きな音楽を選ぶと音楽が流れます
音量調整、音質調整、選曲はiPhone側で行います(※)

※iPhone側の最大音量以上に、音量を上げたい場合はU300BT側の音量を上げて調整します
※U300BT側でも音質調整を行うことができます。詳細は取扱説明書を参照下さい

■2組のスピーカーで音楽を楽しむ

1組のスピーカーで音を楽しむことができますが、特性の違うスピーカーを2組接続し、カーオーディオならではのFADER(前後バランス機能)を用いて、イコライザーとは違った音質調整を行うこともできます
今回使用した2つのスピーカー、SP-EXAR3は高音域を得意とするスピーカーで、S-α9は中低音域を補完するスピーカーとして使用しました
動画ではFADER機能を使って、2組のスピーカーの音量バランス調整による音質の変化をお聞きいただけます

■電源を切る

カーオーディオの電源を切る場合はiPhoneの設定にてBluetoothを「OFF」、DK101のSWをOFFにするだけです(Bluetoothを「OFF」にせず、DK101の電源を切っても問題ありません)
なお、DK101を用いれば、SWをOFFにしてもカーオーディオの初期設定は消えません(SWをオフにしてもカーオーディオに電源が供給されます)

■まとめ

カーオーディオを用いて、iPhoneをいい音で楽しむ事例をご紹介いたしました
弊社製品DK101を用いることで、アンプ内蔵のカーオーディオであれば、非常にシンプル、コンパクトな構成で自宅で音をお楽しみ頂けます。また、こだわりのスピーカーを接続することで、「自分ならではのシステム」をリーズナブルに組むことも可能です

 

■その他の事例

この事例では、自宅でiPhoneの音をカーオーディオとスピーカーで楽しむ事例と、カーオーディオならでは使い方、2組4台のスピーカーを接続する事例を記載いたしました

他にも様々な事例を掲載しています。是非ご覧下さい

事例一覧はこちら

■製品情報

本事例にて使用致しましたDK101と、電源付カーオーディオケースLE801の製品情報です

DK101-A/S カーオーディオ用電源付配線キット

LE801 電源付カーオーディオケース

■ご購入

アマゾンにてご購入頂けます
DK101-A :金メッキタイプ

DK101-S :錫メッキタイプ

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