【解説】P-12V33A負荷特性のご説明

p-12v33amw弊社製品P-12V33Aの負荷特性(参考データ)についてご説明いたします
なお、本特性は弊社P-12V33Aの抜き取りサンプルを、測定器を用いて定格外を含め測定した結果です

本データは、定格外での使用を推奨するものではありません。必ず定格内でご利用頂きますようお願いいたします

■定格内での特性(グラフ水色領域)

負荷変動率は(無負荷電圧 - 定格負荷時出力電圧)/定格電圧 で示されます
規格値では5%ですが、実側では2.6%の結果が得られました
また、グラフを見ると負荷電流の増大に従って直線的な垂下特性となっていますから、電源内部抵抗が一定であり、たいへん癖のない電源であることが分かります

■定格外での特性(グラフオレンジ領域)

定格負荷を超えてもすぐには電圧の低下がみられず、本サンプル個体では20%程度の余裕があります
しかし、この範囲は規格外ですから、常にこのような領域で使用することは避けてください

■ノイズ発生域について(グラフピンク領域)

定格値を大きく越えて使用した場合、出力には商用周波数に同期した大きなリップルが現れ始め、電源としては全く使用できる範囲ではありません(定格内においては大きなリップルは発生しません)
また、さらに負荷を重くすると、内部の保護回路が遮断動作を開始する領域に入り、このサンプル個体では4.3Aで出力遮断となりました(グラフ赤丸)
遮断後、負荷が解放、または定格の範囲内に回復すれば、電源は遮断動作を解除し、通常出力状態に復帰します(自動復旧)

GraphLoad-1024x628<P-12V33A 負荷特性グラフ>

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製品情報

P-12V33A

パソコンのモニター用 ACアダプターとして使用したい

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【お客様事例】KENWOOD M707+D707

pWgLhEOs今回は、電源付カーオーディオ用配線キット DK101 をご利用頂いたお客様のご使用事例についてご紹介いたします

KENWOOD社製 M707、D707をご購入されたお客様より、このカーオーディオを自宅でご使用される方法についてお問い合わせいただきました

早速M707、D707を調査させていただいたところ、M707は「マルチコントロールMDレシーバ」、D707は「DSPグライコCDプレーヤー」となっており、取扱説明書の接続方法を見ると、M707とD707を専用ケーブルで接続し、電源、及びスピーカーとの接続はM707側だけで行うようになっておりました

Connectそこで右接続図のように

弊社DK101を用いてM707に電源を供給
M707スピーカー出力にスピーカー端子を
接続してスピーカ―と接続
M707とD707は専用ケーブルにて接続

いただければ、ご自宅でカーオーディオサウンドをお楽しみいただける旨をご案内させていただきました

後日、お問い合わせいただきましたお客様より、DK101をご購入いただき、M707とD707を楽しまれている写真をお送りいただきました
弊社事例にぜひ掲載させていただきたいとお願いさせていたところ、ご快諾いただきました

文頭と右下写真はお客様よりお送りいただいたM707(上)とD707(下)です
フロントパネルを拝見するときれいに磨き上げられており、お客様のカーオーディオへの思いをうかがうことができます

7IAUZMIaちなみに、このカーオーディオ、99年頃KENWOOD社より発売されたもので、上のM707側にはアンプとMDドライブ、下のD707にはCDとイコライザーが搭載されています

下側のイコライザーはDSPを搭載し、プリセットされた各種音質調整(たとえば、ポップスやロックモード)だけでなく、周波数帯域毎の音質調整や、ダイナミックレンジを調整する機能も付随しておりました

スペアナ表示は12種の中から選べるようになっており、車内でもひときわ目立つ存在だったのではないかと思います。今はご利用されているお部屋の中で、いい音を奏でながら輝いていることと存じます

最後になりますが、事例の掲載をご快諾いただきましたK様、まことにありがとうございました。
末永く、良きカーオーディオライフをお楽しみ下さい

Web160414【2016.04.14 追記】
DK101をご購入頂いてから1年、K様よりご連絡を頂きました。
D707側のフラットケーブル切れやCDドライブ交換はあったものの、スペア機から移植され今も楽しまれているそうです。
左の写真は今回お送り頂いた写真です。

K様ご連絡頂きありがとうございました。
これからも弊社製品をどうぞよろしくお願い致します

 

■その他の事例

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■製品情報

本事例にて使用致しましたDK101と、電源付カーオーディオケースLE801の製品情報です

DK101-A/S カーオーディオ用電源付配線キット

LE801 電源付カーオーディオケース

■ご購入

アマゾンにてご購入頂けます
DK101-A :金メッキタイプ

DK101-S :錫メッキタイプ

■お問合せ

製品に関するご質問やご不明な点、お持ちのカーオーディオとの接続方法など、どのようなことでも結構です。
お気軽にお問合せ下さい。

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【お客様事例】McIntosh MX5000

Left電源付カーオーディオ用配線キット DK101 をご利用頂いたお客様のご使用事例についてご紹介いたします
今回はMcIntosh MX5000です

お客様より、McIntosh MX5000をご自宅で使用するにあたり、弊社製品DK101(電源付配線キット)についてお問合せ頂きました
使用する機器構成としては、MX5000を同じくMcIntoshのパワーアンプ、MC2255に接続されるとのことでした

▼PR:McIntosh関連製品

testMcIntosh MX5000は、アンプレスのCDカーオーディオ(デッキタイプ)で、本体とDC-DCコンバータから構成されています

そこで、右配線図のように、MX5000のDC-DCコンバータにDK101から電源を供給し、MX5000にあるRCA出力(FRONT、REARのいずれか)をMC2255に接続することで、ご自宅で音楽をお楽しみ頂けるとお話しさせて頂きました
また、ご来店いただければ、MX5000とDK101の配線もお手伝いさせて頂くことをご申し上げました

バッテリーコード(黄)
DC-DCコンバータから出ている黄コードと接続

アクセサリコード(赤)
DC-DCと本体を接続する電源コードの赤コードと接続

アースコード(黒)
DC-DCコンバータから出ている黒コードと、
DK101のコードの2本をDC-DCコンバータの筐体に共締め

それ以外のコード
上記バッテリー、アクセサリー、アースコード以外は接続しない
(端子が露出している場合は端子を絶縁)

Right1後日、弊社にご来店頂き、MX5000とDK101-Aの配線のお手伝いをさせて頂きました。写真はその時の様子です

はじめに、上記配線図のようにMX5000と、DK101-Aを接続し、MX5000に電源が入ることを確認しました

次にMX5000の電源を落とし、MX5000の出力(RCA FRONT側)を弊社常設アンプ(ONKYO)とスピーカー(SANSUI)に接続した上で、電源を入れ、正常に音が出ることを確認しました。左上写真は動作させているときの様子です

Connect1最後に、右下写真のように、コード類を整えて終了いたしました

お客様には、MX5000と、DK101-Aのコードを接続したままの状態でお持ち帰り頂き、ご自宅でMC2255に接続していただきました

その後、お客様より無事に動作していること、またDK101-Aに接続しておけば、ヘッドユニットの電源をOFFにしても初期設定に戻らないので便利(FM局がリセットされない)とご評価頂きました
またあわせてご使用されている写真もお送り頂きました。以下2枚は、お客様からお送り頂いた写真です

最後になりますが、事例の掲載、写真撮影をご快諾、さらにはご自宅でご利用頂いている写真をお送りいただきました
T様、誠にありがとうございました

末永く、良きカーオーディオライフをお楽しみ下さい

      McIntosh-1    McIntosh-2

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■製品情報

本事例にて使用致しましたDK101と、電源付カーオーディオケースLE801の製品情報です

DK101-A/S カーオーディオ用電源付配線キット

LE801 電源付カーオーディオケース

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【解説】カーオーディオを部屋で使うメリット

■はじめに

クリア天板使用例カーオーディオというと車で使うもの
でも、カーオーディオ用の電源を用意して、スピーカーをつなげれば、家でカーオーディオを使って、音楽を楽しむことができます

・いい音をコンパクトに楽しみたい
・家のお気に入りスピーカーを使いたい
・こだわりのオーディオで楽しみたい
・カセットやMDを楽しみたい
・買い換えで余ったカーオーディオを使いたい

そんな部屋で楽しむオーディオの1つとしてカーオーディオをホームオーディオとして使うのはいかがでしょう?また、カーオーディオをお手持ちのホームオーディオと連携(繋いで)楽しむのはいかがでしょう?
ここでは、カーオーディオの特長から、カーオーディオをホームで使うメリット・デメリットについてご説明したいと思います

写真はカーオーディオ CD45Z(Nakamichi 社製)を、弊社製品LE802に入れ、Victorのウッドコーンスピーカーを接続したものです(ガラス調天板はオプションです)

もっと詳しく:カーオーディオを部屋で使うには

■カーオーディオで再生できるもの

iPhone+U300BT最近のカーオーディオで再生できるものは、CDやDVD、USBメモリ、iPhoneやAndroidなどのスマートホン、iPod touchのような携帯音楽プレイヤーなど多彩です。特にスマホやタブレット、携帯音楽プレイヤーとBluetoothで接続して、ワイヤレスで楽しめるカーオーディオもあります
また、種類は少なくなっていますが、今でもMDが再生できる機器も販売されています(2015年8月現在)
このように多彩なカーオーディオを使えば、あなたのスタイルにあった音楽を楽しむことができます。たとえば、ネットからダウンロードした音楽を、外出先ではスマートフォンとヘッドホンで、家ではカーオーディオとスピーカーで。そんな使い方ができます
上の写真は弊社製品DK101を使用して、iPhoneとカーオーディオをBluetoothで接続、自宅で楽しめるようにしています

さらに詳しく:iPhoneをいい音、こだわりのスピーカーで手軽に楽しむ

また、中古カーオーディオになりますが、カセットカーオーディオを使えば、カセットをステレオで楽しむことも可能です。家にあるカセット、聴きたいけれど再生機が・・・。そんな時、ご検討下さい。ちなみに中古カーオーディオはカーショップやリサイクルショップで購入することができます。

■カーオーディオはコンパクト

1Din2Dinご存じの方も多いと思いますが、市販のカーオーディオはとてもコンパクト、大きさは1DINや2DINサイズといわれているものが主流です
左写真の左側が1DINサイズ、右側が2DINサイズです。CDと比較するとそのコンパクトさを実感いただけると思います
ちなみに、1DINサイズは、幅17.8cm×高さ5cm、2DINサイズは横17.8cm×高さ10cm(1DINの2倍の高さ)、奥行きはカーオーディオによって異なりますが、概ね18cm以下です
カーオーディオであれば、机のちょっとしたスペースや、パイプラックや本棚などにも置くことができます。アンプ内蔵のカーオーディオを選べば、下の写真のように、カーオーディオとスピーカーだけで音を楽しむことができます。
下写真はメタルラックに置いたカーオーディオです。弊社製品DK101を使って、使わなくなったスピーカーをカーオーディオに繋いで動作させています

       WithPanaspeaker

■コンポーネントステレオのような使い方

今のホームオーディオの主流は「ミニコンポ」や「システムコンポ」。アンプやスピーカーなどが全てセットになっているオーディオ製品です。購入してすぐに使える便利さはありますが、自分好みにすることはなかなかできません。
P8042530一方、自分の好みのアンプやスピーカーを選んで楽しめる「コンポーネントステレオ」も販売されていますが、高価なものが多いようです

カーオーディオであれば、リーズナブルに、しかも「コンポーネントステレオ」のように組み合わせて、自分ならではのオーディオシステムを作ることができます
例えば、オーディオの音質を大きく左右するスピーカー。話題のスピーカーや、人気のスピーカー、気に入っているスピーカーをカーオーディオに接続して、自分だけのサウンドを楽しむことも可能です。もちろん、スピーカーユニットとエンクロージャーを使って、オリジナルのスピーカーを繋ぐこともできます
写真はLC電機のスピーカーを市販のエンクロージャーに入れたのものです

■カーオーディオならではの使い方

2Speakersホームオーディオでは難しい、カーオーディオならではの使い方があります。それは、特性が異なるスピーカーを2組接続して自分の好みの音を作ることです
カーオーディオには、フロント、リアスピーカーを接続して「フロント、リアのバランスを調整する機能」がついています(FADER機能といいます)
この機能を使って、特性が異なるスピーカー、例えば「低音が得意なスピーカー」と「高音が得意なスピーカー」を、アンプ内蔵カーオーディオに繋ぎ、FADER機能を使って、前後バランスを調整することで、イコライザーでは味わえない自分好みの音質に調整することも可能です。
弊社イベント「音えあ」にお越し頂いたお客様からは、音が立体的に聞こえる、人の声が澄んで聞こえる等のご意見を頂きました。

写真は弊社製品LE801にカーオーディオを組込み、フロント、リアに異なるスピーカーを接続しているところです

さらに詳しく:カーオーディオならではの使い方、2組のスピーカーで音を楽しむ
動画もあります)

■堅牢です

LE-801-KENWOODカーオーディオはホームオーディオでは考えられないような環境、つまり、振動や埃が多く、温度変化の激しい車の中で使われることを前提に設計されています。
ですから、ホームオーディオに比べると格段に頑丈といえます

実際、弊社ショールームでは、写真のように販売から20年近く経っているカーオーディオが今でも現役でいい音を奏でてくれています
写真は弊社イベント「音えあ」でも活躍している1998年製のMZ907(KENWOOD社製)、アンプ内蔵のCDレシーバーです(弊社製品LE801に組込んでいます)
また、中古市場では今でも動作するカセットやMDのカーオーディオが販売されています

■リーズナブルなカーオーディオから高級機まで

使用したいカーオーディオの機能や性能によりますが、シンプルなアンプ内蔵カーオーディオであれば1万円を切る価格で購入することができます(実売価格)
また、コンポーネントステレオのように、お金をかける機器、節約する機器といった買い方ができるのも魅力の一つです
CD-700IIuseはじめは、音質に大きく影響を与える「こだわりのスピーカー」と、安価なアンプ内蔵カーオーディオを購入して、あとからカーオーディオを強化する、高級カーオーディオデッキを購入して、まずはアンプ付きPCスピーカーで楽しむなど、自分の好みとお財布にあわせたオリジナルのオーディオシステムを構成することができます
しかも、カーオーディオは頑丈、お気に入りの機器を長く使うことができます

写真はNakamichi社製 CD700II(1999年製カーオーディオCDデッキ)を弊社製品LE802に入れ、PC用スピーカー、ONKYO社製 GX-70AX(同じく1999年製)に接続したものです。もちろん、カーオーディオならではの「あの頃のイルミネーション」も楽しめます

さらに詳しく:カーオーディオとPCスピーカーで音を楽しむ

ご参考:カーオーディオ価格例

■カーオーディオのデメリット

このようなカーオーディオですが、デメリットもいくつかあります
一つはヘッドフォンや、レコードが使用できないこと。そして、もう一つは録音できないことです
カーオーディオにはハードディスクを内蔵してCD等をデジタル音源として取り込むことができるカーオーディオもありますが、やはり再生専用機が主流です
弊社製品DP32を使用することで、ヘッドフォンでもお楽しみ頂けるようになりました(右写真)

■まとめ

カーオーディオはコンパクトで、好きなスピーカを繋げるなど、コンポーネントステレオのような使い方ができること、再生専用になりますが、スマホ(iPhoneやAndroidなど)、タブレット(iPadなど)、CDやMDなど様々なデバイスで音楽を楽しむことができることなど、カーオーディオの特長について説明させて頂きました

この頑丈で、多才なカーオーディオを使って、自分好みのオリジナルオーディオを部屋で楽しんでみませんか

■事例

本文中で記載させて頂いた事例です。他にも解説やお客様ご使用事例があります。是非ご覧下さい。

もっと詳しく:カーオーディオを部屋で使うには
さらに詳しく:iPhoneをいい音、こだわりのスピーカーで手軽に楽しむ
さらに詳しく:カーオーディオならではの使い方、2組のスピーカーで音を楽しむ
動画もあります)
さらに詳しく:カーオーディオとPCスピーカーで音を楽しむ

その他事例一覧

 

■弊社製品のご紹介

CD-700II+α9 電源付カーオーディオ用ケース LE802

カーオーディオを家で楽しむための電源付ケースです
1DINサイズの市販カーオーディオに対応、ケースにカーオーディオを入れ、スピーカーを接続した上で、コンセントに繋げばカーオーディオを部屋で楽しむことができます

LE802 詳細についてはこちら
※写真はご使用イメージです

DKTop カーオーディオ用電源付配線キット DK235、DK101

カーオーディオを家で楽しむための電源付配線キットです
1DINサイズ、2DINサイズで使用することができます。
コードの色を合わせて接続するだけの簡単接続、スピーカー端子、電源も付属しています(DK235はヘッドフォンアダプタDP32も付属)、すぐに室内でカーオーディオを楽しむことができます

DK235 詳細についてはこちら
DK101 詳細についてはこちら
※写真はご使用イメージです


【解説】カーオーディオ・カーナビを自宅で使う方法(全体)

■はじめに

大変ご好評頂いている「カーオーディオを自宅で使うには」お客様の事例や、数多く頂いたお問い合わせ内容を反映し、リニューアルさせて頂きました

この解説では、はじめに「カーオーディオの種類と種類毎にどんな使い方ができるか」、次に共通的な内容になる「部屋で使うために必要な電源」について、最後に種類毎に配線方法や応用例など(種類ごとのページ)で解説しています(右図)

「部屋でカーオーディオを使う」、さっそく始めましょう


電源付カーオーディオ用ケースLE802にNakamichi社製 CD-700Ⅱ(CDデッキ)を組込み、ホームオーディオ(アンプ:サンスイα9、スピーカー:サンスイα-s9)に接続した例です

押し入れで寝ている大切なカーオーディオ、取り外したカーナビを部屋で楽しんでみませんか

「カーオーディオ、カーナビといえば車で使うもの」、「車でないと使えないもの」と思われがちですが、実は家でも使うことができます

たとえば、使っていたカーオーディオにホーム用のスピーカーを繋いで楽しむ、カーオーディオのデッキをホームオーディオに接続する、カーオーディオのシステムをそのまま家に持ち込むなどなど

また、弊社のお客様の中には、カーオーディオやカーナビの特徴ともいえる

新品カーオーディオをホームオーディオとして使いたいとご要望頂き、弊社DK235と接続後、動作確認しているところです

「コンパクト」、「好きなスピーカーが使える」、
「リスニングポジション設定ができる」、「長持ち」

などの理由から、ホームで使うためにカーオーディオを新調、ホームオーディオとして、またパーソナルオーディオとして使用されるお客様も増えてきています

 

 

 

 


ここでは自宅でカーオーディオ、カーナビを使う方法について次のような流れでご説明していきます

 

 

 

※配線例などご覧になりたい方は、ご使用になりたい「カーオーディオアイコン」をクリックして下さい(ページに移動します)

■カーオーディオの種類とできること

ここでは、カーオーディオ、カーナビの構成を例にとりながら、ヘッドユニットやアンプなどカーオーディオの種類と、種類毎に家でどのような使い方ができるかご説明します

●ヘッドユニット(メインユニット)

車のダッシュボードについている「音楽を再生する、音量、音質を調整する機能を持つカーオーディオ」を「ヘッドユニット」と呼んでいます。メーカーによっては、メインユニットやレシーバーなどと呼ぶこともあります。このヘッドユニットは大きく分けて、アンプ内蔵タイプ/カーナビと、デッキタイプがあります


アンプ内蔵タイプ/カーナビ

一番オーソドックスなタイプ、ヘッドユニットに直接スピーカーを接続することができるカーオーディオです。市販カーオーディオ(社外品ともいわれています)や純正カーオーディオ、カーナビの多くはこの「アンプ内蔵タイプ」です

この構成を取るヘッドユニット、カーナビは、本体内にアンプを内蔵しており、この内蔵アンプでフロント/リアスピーカーを駆動して音を出します。ですから、お手持ちのカーオーディオ、カーナビがアンプ内蔵タイプのヘッドユニットであれば、電源を繋いでスピーカーを接続するだけで、自宅で音楽が楽しめます(下写真)

LE802に Nakamichi社製 CD-45zを組込み、 VICTOR社 woodconeを接続した例

また、ヘッドユニットの機能によりますが、カーオーディオにAUXなど外部機器と接続できる入出力があれば、テレビの音をカーオーディオで楽しんだり、カーオーディオで再生した映像をテレビで見る、最近のカーオーディオ/カーナビではBluetooth(無線)でiPhoneなどのスマホをリモコンのように使いながら、スマホの音楽やインターネットで配信されている音楽を楽しむ、そんな使い方も可能です

もちろん、アンプ内蔵のヘッドユニットのオプション機器、たとえば、MDユニットやCDチェンジャー、ハードディスクユニットなどがあればヘッドユニットとともに使用することができます

また、一般的にカーオーディオ・カーナビではヘッドホンは使用できませんが、弊社製品ヘッドホンアダプターDP32を使用することで、アンプ内蔵タイプのカーオーディオ、カーナビにヘッドホンを接続、ヘッドホンで音楽を楽しむこともできます

※市販カーオーディオ、カーナビには、アンプ内蔵タイプでも、後述のデッキタイプのように外付けアンプを接続して、スピーカーを駆動できるカーオーディオ、カーナビもあります。このような利用方法の場合、デッキタイプとして扱います


○デッキタイプ
ヘッドユニットに外付けアンプを繋ぎ、アンプにスピーカーを接続するタイプのカーオーディオです。高級機に多く見られる構成です

この構成をとるヘッドユニットは、スピーカーを駆動するためのアンプは内蔵しておらず、「再生専用機」として使用します。このようなヘッドユニットをデッキタイプといいます。なお、スピーカーの駆動は外付けパワーアンプで行います

このように「デッキタイプ」のカーオーディオは、アンプを内蔵していないため、単体でスピーカーを鳴らすことはできません。

Pinner carrozzeria X システム RS-D7XⅢを中心に、パワーアンプのRS-A9Xを1台、RS-A7Xを2台接続、更に周辺機器としてCD-7Xを繋いだ事例

そこで、カーオーディオのパワーアンプとともにカーオーディオシステムとして家に持ち込む、ホームオーディオのアンプや、パソコン用スピーカー等の「アンプ内蔵スピーカー」と接続することで、デッキ単体だけでも部屋で音楽を楽しむことができます

右写真はPioneer社のデッキ、RS-D7XⅢを中心にパワーアンプと周辺からなるcarrozzeria Xシステムを部屋で使われている事例です。ちなみにこのシステムではパワーアンプ3台使用してレンジ毎のスピーカーを駆動しています

右下写真はNakamichi社CDデッキCD700-IIにPC用スピーカーを接続、カーオーディオデッキ単体で使用した例です

LE802にNakamichi社製 CD-700IIを組込み、 PCスピーカーを接続した例

デッキタイプ単体では、概ねアンプ内蔵のヘッドユニットよりも消費電力は小さいため、小さな電源で動作させることが可能です
ただ、上記のようにカーオーディオ用のパワーアンプを使用、カーオーディオシステムとして家で使用する場合は、大きな電源が必要になります(パワーアンプの消費電力が大きいため)

また、機器に依存しますが、デッキタイプカーオーディオのフロント、あるいはリアのプリアウト出力に、弊社製品ヘッドホンアダプター「DP32」をつなぎ、ヘッドホンを接続することで、「デッキの音を直接ヘッドホンで楽しむこと」もできます(プリアウト(RCA)の出力インピーダンス等によります)

ご参考 ブログ:デッキタイプのカーオーディオにヘッドホンをつなぐ実験 大成功!!
DENON 製DCT-900、McIntosh PF-21421ともにデッキタイプカーオーディオにDP32を介してヘッドホンを接続、音を楽しんでみました
(McIntoshは動画もあります、新しいウインドウが開きます)


○ヘッドユニットのサイズについて
市販カーオーディオ、カーナビのヘッドユニットは、正面からみたサイズで、1DIN、2DINサイズに大別されます。1DINサイズは、180 mm×50 mm、2DINサイズは1DINサイズの高さが倍の180 mm×100 mmと規定されています。この1DIN、2DINは、ドイツ工業規格(DIN75490)にて定められたもので、現在は国際標準規格ISO(IS07736)でも規定されています。なお、1DIN、2DINですが、奥行きついては規定されていません

解説:ヘッドユニット アンプ内蔵/デッキタイプの見分け方

アンプ内蔵タイプかデッキタイプかは取扱説明書をみると記載されていますが(たとえば配線図等)、取扱説明書がない場合でも、市販カーオーディオの場合、背面をみると区別できることがあります

アンプ内蔵タイプは、下写真左側青枠のように、背面から「スピーカーコード」が出ています(緑、紫、白、灰色のコードが2本ずつ、計8本)

これに対して、デッキタイプは、下写真右側橙枠のように、プリアウトと呼ばれるフロント、リア用の「RCAコード」がでています(スピーカーコードがありません)

なお、緑、紫、白、灰色のスピーカーコードに加え、プリアウトと呼ばれるRCAコードが出ている機器もあります。このような機器では、内蔵アンプでも、外部アンプでもスピーカーを鳴らすことができます

※純正カーオーディオの場合、背面からコードがでている機器は少なく、コネクタ(カプラー)を差し込むソケットだけがある機器が多いようです

●パワーアンプ

デッキタイプのヘッドユニットから送られてくる音声信号を増幅し、スピーカーを鳴らすための機器です

パワーアンプ単体では音を出すことはできませんが、カーオーディオのデッキはもちろん、ホームオーディオのプリアンプと接続することで、自宅で楽しむことができます(ホーム用プリメインアンプではありません)
また、少し変則的な使い方ですが、iPhoneやiPod touchなどの携帯音楽プレイヤーのヘッドホン出力をパワーアンプに接続し、スピーカーで楽しむこともできます

左写真はMcIntosh社のパワーアンプ mcc404に同社 MX5000(CDデッキ)、MPM4000(アウトプットメータ)を接続、部屋で使用している事例です

なお、パワーアンプを自宅で使用する場合、パワーアンプはヘッドユニットと比較して消費電力が大きいため、大きな電源が必要になります。上記事例では弊社大容量ACアダプターP-12V210にて、パワーアンプ、デッキ、アウトプットメータの3つの機器の電源を供給しています

●スピーカー

カーオーディオのスピーカーも自宅で使用することができます
ただし、カーオーディオ用スピーカーには、スピーカーボックスに入っているスピーカーと、スピーカーボックスに入っていないスピーカーユニット(生のスピーカー)があります

スピーカーボックスに入っているスピーカーは、ホームオーディオやカーオーディオのアンプに接続して使用することができますが、スピーカーユニットを部屋で使用する場合には、スピーカーユニットを適切なエンクロージャー(スピーカーボックス)に入れる必要があります

写真右側のサブウーファーは、カーオーディオで使われるJBL社のスピーカーユニット(S3-1024)です。このスピーカーユニットを市販エンクロージャーに入れ、カーオーディオのヘッドユニット、パワーアンプとともに室内で聴けるようにしています

このように、スピーカーユニットもスピーカーユニットにあった市販のエンクロージャーを使う、あるいはエンクロージャーを自作して、オリジナルスピーカーとして、音作りから楽しむこともできます

●その他カーオーディオ

カーオーディオには、ヘッドユニットやアンプ以外にも、カーオーディオに接続できるその他機器があります

たとえば、スピーカーの音量を表示するアウトプットメータ(VUメータ)やパワーモニター、アンプを内蔵したサブウーファ(パワードサブウーファー)などです

これら機器は、その機器の用途や機能によって、部屋でカーオーディオやホームオーディオと接続して楽しむこともできます※

McIntosh社 MPM4000(アウトプットメータ)をホームオーディオに接続

※機器や機能によって、接続できない場合もあります

写真はMcIntosh社 MPM4000 アウトプットメータをホームオーディオと接続した事例です

MPM4000は、スピーカー端子に接続すると、その音量によって針が振れる機器です。
ACアダプターにてMPM4000に電源を供給し、ホームオーディオのプリメインアンプのスピーカー端子に接続しています

 

 

■カーオーディオで使う電源

前節では、カーオーディオの種類と、種類毎にどのように使えるかについてご説明しました
ここからは、カーオーディオを自宅で使うために必要になる電源(共通的な内容です)についてご説明していきます

●カーオーディオを動作させるために必要な電圧

カーオーディオは車で発電した電力やバッテリーに貯めた電力、DC12V(直流)で動作しています
ですから、車と同じように、家でDC12Vの電源が用意できれば、カーオーディオを室内で使うことができます

たとえば、右図のように、車のバッテリーを部屋に持ち込んで、そのバッテリーにカーオーディオを繋げば、部屋でもカーオーディオを動作させることができます(※)
ただ、車のバッテリーは大きくて重い上に、適切な方法で充電、放電をしなければならないため、お薦めできません。
※バッテリーとカーオーディオを正しく配線する必要があります。音を出すためにはスピーカーが必要です

もっと詳しく:バッテリー電圧について

カーオーディオやカーナビの取扱説明書の後半、「おもな仕様」を見ると電圧が「14.4V」と記載されていることがあります

「あれ?車のバッテリーは12Vじゃ?」

と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、実はバッテリーはいつも12Vを出している訳ではありません

右のグラフはある車でエンジンをかけた時、バッテリー電圧を測定したものです。エンジン始動前、このバッテリーの電圧は13V程度ありますが、スターターを回した瞬間、「がく~ん」と10Vを切り、その後、徐々に回復して13V付近まで戻っています。徐々にといっても、この場合は0.3秒ほどの時間ですが。
この電圧変化は、スターターを回すために大きな電力がバッテリーから消費され、その後エンジンの始動によって、発電機から電力が供給、バッテリーへの負荷が軽減されたためです

また、左のグラフは比較的電圧が安定しているアイドリング中の電圧変化を測定したものです。アイドリング中でも、バッテリー電圧は一定でなく、小刻みに電圧が上下しています
ちなみに、左のグラフの電圧変動の幅は約0.2V程度、バッテリーの電圧が13Vであれば、12.9Vから13.1Vの間を行ったり来たりしていることになります

このようにバッテリーの電圧は必ず12V一定というわけではなく、充電中(電気を貯めている時)には電圧が高く、放電中(電気を使っている時)は、電圧が低くなります。また、バッテリーの状況(充電状況や劣化度合い、温度など)によっても電圧や電圧変化の度合いが変わります
のような電圧変化の中でもカーオーディオは動作するように設計されています

ここで少し弊社製品CA-47Kの宣伝を・・・
このようにバッテリの電圧が変動する中で、車に乗せたカーオーディオ、カーナビは動作しています。
弊社製品CA-47K(キャパシタ)をカーオーディオ、カーナビに接続することで、電源を安定させ「本来の性能を引き出す」ことができます。なお、弊社CA-47Kでは聴感に頼るカット&トライだけでなく、計測装置を駆使した効果測定を行っています。詳しくはCA-47Kの製品ページをご覧下さい

CA47K(製品ページ)

●電源に求められること

弊社大容量ACアダプター P-12V210にてパワーアンプを動作させているところ

車のバッテリーを家に持ち込むのは・・・
そこで、家庭用コンセント(AC100V)から、車のバッテリーと同じDC12Vを作って、カーオーディオに電力を供給することでカーオーディオを部屋で動作させることができます。このDC12Vを作る1つの手段として、ACアダプターがあります

ACアダプターと一言でいっても、出力電圧や電流が異なるいろいろなACアダプターが市販されています
まず、カーオーディオを部屋で使うためには、バッテリーと同じ電圧、DC12Vが出せる必要があります。加えて、使用する機器によって、出力電流、つまり何A(アンペア)出力できるかも重要になります

一般的には、デッキタイプ、アンプ内蔵タイプ、パワーアンプの順で消費電流が大きくなります。また、同じ種類の機器でも機械的に動作する部分が多い機器ほど、サイズが大きいほど消費電流が大きくなる傾向にあります
たとえば、CDを再生する機器と、USBメモリだけを再生する機器があった場合、可動部分が多いCDを再生する機器の方が消費電流が大きくなります。1DINタイプのカーオーディオと2DINタイプでは2DINタイプの方が、消費電流が大きくなります

このようにACアダプターを選ぶ際には、使用するカーオーディオによって、適切な電圧、電流(立ち上がり時の突入電流を含めて)のACアダプターを選ぶ必要があります

なお、カーオーディオの取扱説明書を見ると、定格電流10A等の記載されている場合があります。この定格電流は、「その機器が設計上安定して動作する電流値」を示したもので、常にこの電流を消費するというものではありません。通常自宅で使用する場合、取扱説明書に記載されているような定格電流を使うことはありません

また、カーオーディオ、カーナビは電源を切ってしまうと、カーオーディオ、カーナビに設定した内容、たとえば時刻などが消えてしまいます

「ん?車に乗せている時は、エンジン切ってもカーオーディオの設定は残っているよ」

と思われた方もいらっしゃるかと思いますが、エンジンを切ってもカーオーディオの設定が消えないのは、エンジンを切った状態でも、バッテリーから常にカーオーディオに電源が供給されているためです(スタンバイ)。
バッテリー交換の際、「カーオーディオやカーナビの設定が消えた」と聞きますが、設定が消えてしまうのは、バッテリーを外すことにより、バッテリーからの電源供給がなくなったためです

家で使う場合も、電源を入り切りするたびに設定が消えてしまっては不便ですよね。ですから、車に乗せている時と同じように、常に電源を供給する必要があります
カーオーディオがスタンバイの時は大きな電力を消費しませんが、常につけたままの状態にするため、ACアダプターを選ぶ際には、効率がよく安全性の高いものを選ぶ必要があります

もっと詳しく: スタンバイ時の消費電流について

電流測定の様子

カーオーディオがスタンバイ、つまり車でいう「キーがオフ」になっている時に大きな電力を消費してしまうと、すぐに車のバッテリーが上がってしまうことになります
ですから、カーオーディオのスタンバイ時の消費電力は非常に小さく設計されています。いくつかのカーオーディオを測定した結果では、数mA程度でした(1mAは1Aの1000分の1)

●カーオーディオで使う電源のまとめ

これらのことから、カーオーディオ、カーナビに電源を供給するACアダプターを選ぶ時には、適切な電圧や電流が出力でき、効率が良いものである必要があります
加えて、ノイズが少なく、安全のための機能、例えばショート(短絡)した場合や、ACアダプターの能力を超える電力を要求された場合(過電流)に安全に停止する等の機能を確認する必要があります。国内で使用するためには必須となる「PSEに適合」していることはもちろんです

○他の12V電源

ACアダプター以外にも家庭用コンセントAC100VからDC12Vを作れる電源として、安定化電源や自作PC用のATX電源などがあります。これら電源は、全般的に出力電力が大きい分、筐体が大きく、発熱も多くなるため、冷却用ファンがついている機器も多いようです

P-12V210 12V21A(約250W)出力が可能

カーオーディオの電源として使用する場合には、音楽の邪魔にならないよう、静かなものを選ぶのが良いと思います

○弊社ACアダプターについて

弊社製品LE802、DK105、DK235、P-12V210で使用しているACアダプターは、PSE適合はもちろん、最新の米国エネルギー省(DOE) エネルギー効率基準 LEVEL Ⅵに対応した効率のよいACアダプターです
もちろん、短絡保護、過電圧保護、過電流防止等の安全機能を内蔵しています。使用中万一、過電流になってしまった場合でも、電力供給を自動停止し、適正電流に戻った時点で自動復帰します
また、弊社にて1台1台チェックした上で出荷しておりますので、安心してご使用頂けます

■カーオーディオ種類毎の使う方法

ここまでは、カーオーディオの種類と、カーオーディオを部屋で使うために必要な電源の共通的な内容について解説してきました
ここからは、カーオーディオの種類毎に、家で使うための配線方法や応用例等について、種類毎のページにてご説明しています。下にあるお読みになりたい「アイコン」をクリックして下さい(ページに移動します)

 

 

 

■主な製品・サービスのご紹介

弊社では自宅でカーオーディオを使うための各種製品、サービスをご用意しています

○製品

LE802:市販1DINカーオーディオ専用の電源付ケース
 アンプ内蔵カーオーディオを組込み、お手持ちのスピーカーを繋げばカーオーディオを自宅でお楽しみ頂けます。デッキタイプも使用できます
組込みは簡単、丁寧な組込み説明書も付属しています
DK235:2DINカーオーディオ用電源付配線キット
 2DINタイプのアンプ内蔵カーオーディオやカーナビとDK235を繋ぎ、スピーカーと接続すれば自宅でカーオーディオが楽しめます。ヘッドホンも使用できます。使い方は簡単、色をあわせて繋ぐだけ。ご好評頂いている「DK101」の付属電源を強化(3.3→5Aタイプ)、ヘッドホンアダプタDP32付属した製品です
DK101:1DINカーオーディオ用電源付配線キット
 1DINタイプのアンプ内蔵カーオーディオとDK101を繋ぎ、スピーカーと接続すれば自宅でカーオーディオが楽しめます。もちろん、デッキタイプへの電源供給も可能です
使い方は簡単、コードの色をあわせて繋ぐだけです
P-12V210:大容量ACアダプター12V/21A、250W
 パワーアンプなど消費電流が大きいカーオーディオ向けのACアダプター。ファンレスですので動作音はなく、音楽の邪魔をしません
様々な機器に接続しやすい中継端子付の標準品と、お客様の機器にあわせるカスタム品をご用意しています
DP32:カーオーディオがヘッドホンで楽しめるアダプター
 アンプ内蔵カーオーディオにDP32を接続することで、お手持ちのヘッドホンで楽しめます
LE802/LE801、DK101をご購入、お持ちのお客様はオプションにてご購入頂けます(DK235は付属)

○サービス

LE802組込みサービス
 お手持ちの1DINサイズ市販カーオーディオをLE802に組込んだ上で納品させて頂くサービスです
 ケースに組込むのはちょっと・・・というお客様にお勧めです
接続サービス
 お手持ちのカーオーディオにDK235、DK101を接続した上で納品させて頂くサービスです
カーオーディオ付属電源コードに必要な端子がついていない、配線が苦手というお客様にお勧めです
その他
 カーオーディオシステム全体を家で楽しみたい、市販2DINタイプのカーオーディオをケースに入れて楽しみたいなどなど、お客様のご要望にあわせたカスタム品や特注品も承ります。お気軽にお問合せ下さい
お問合せはこちら

【お客様事例】Pioneer carrozzeria DEH-P01

TOP今回は、先日お客様からご注文頂いた「特注仕様のLE801(LE801Z)」の事例をご紹介します

先日、お客様より自宅で使うため、「弊社電源付カーオーディオケースLE801に、Pionner製 carrozzeria DEH P01を組込みたい」とお問合せを頂きました

ご存じの方も多いと思いますがカロッツェリアDEH P01はPionner社のカーオーディオ最上位機種。
CD、USB、チューナー、DSPを持ったメインユニットで、本体とアンプが別になっているカーオーディオです
▼PR Pioneer DEH-P01

このDEH-P01、本体はLE801に入るものの、アンプまではLE801に入らず、しかも、本体とアンプの接続は、左右各レンジごとにある「RCAコネクタ」で接続するようになっています(高、中、低音、サブウーファーの4種)

この構成ですと、残念ながら「LE801」そのままでは、アンプが入らない、RCAケーブルを出すことができないため、ご利用頂けないとお話しようしました。ところが・・・085ceef6caa63e491e1b6adc3e7f6a80

お客様から「DEH-P01 本体はLE801に入れ、アンプ部分はLE801に入れないこと」、「本体とアンプを接続するRCAケーブルと、iPod等を接続するためのUSBケーブルが出せるようにしてほしいこと」、そして、「スピーカー端子は不要」と、その場で具体的なご要求をお話し頂けました

のちにお聞きしたのですが、弊社製品をよくご検討頂いていたとのことでした。誠にありがとうございます

お客様から、お伺いしたご要求に基づき、早速社内にて検討を行い、ご提案書を提示させて頂きました(右図、お客様のお名前など一部削除しています)728bc1ada1fa0ecffa59923c14582bc7

ご提案させて頂いた内容としては、LE801の背面スピーカー端子を取り外し、その部分に矩形の穴を開け、穴を開けた部分には、怪我防止やケーブルに傷がつかないようにするためブッシュをつけるというものでした

提案書をお送りしてまもなく、すぐにお客様から提案内容についてご承認、ご注文を頂きました

そして完成したLE801Zが以下の写真です。フロント部分はLE801と同じですが、背面はスピーカー端子を外し、RCA/USB ケーブルが出せるよう矩形の穴をあけ、怪我防止、ケーブルをいためないようにブッシュをつけています

弊社製品をご購入頂き、誠にありがとうございました

TOP

REAR

【2015.05.13 追記】お客様ご利用写真

お客様からDEH-P01を組込んだお写真をお送り頂きました。
「高級感がありとても気に入っていただけたこと、長く使いたい」と頂きました。

写真をお送り頂き、誠にありがとうございました。
末永くご愛用下さい。

LE+DEH-P01DEH-P01を組込んだLE801Z(お客様より)

■その他の事例

今回、LE801の特注事例を掲載させて頂きました。
他にも様々な事例があります。是非ご覧下さい。

事例一覧はこちら

■製品情報

本事例にて使用致しましたLE801とカーオーディオ用電源付配線キットDK101の製品情報です

DK101-A/S カーオーディオ用電源付配線キット

LE801 電源付カーオーディオケース

■ご購入

アマゾンにてご購入頂けます

LE801 (新しいウィンドウが開きます)

■お問合せ

電匠ではLE801の 特注対応も承っております。もちろん、ご相談、お見積は無料です
他にも、このカーオーディオ家で使える?などご質問、ご要望がございましたら、
お気軽にお問合せ下さい

お問合せはこちら

 

【事例】iPhoneをいい音、こだわりのスピーカーで楽しむ

■事例の概要

cfcd731042edb411658ae90d7ab38c25外出先で音楽を聞いているiPhone。自宅ではスピーカーで音を楽しんでみませんか?
この事例では、Bluetoothに対応したカーオーディオに2組4台のスピーカーを接続して、自宅でiPhoneの音を楽しむ事例をご紹介します(1組2スピーカーでも楽しめます)
事例中には、使用した機器、配線方法の説明や、カーオーディオならでは使い方「2組4台のスピーカーで音を楽しむ」動画などを掲載しています

■はじめに

iPhoneを利用されている方を見ると、iPodTouchと同様、付属ヘッドホンではなく「お気に入りのイヤホンやヘッドホン」で音楽を楽しまれている方を多く見かけます。自宅でも同じようにiPhoneの音楽をいい音で楽しみたい。そんなリクエストにお応えできる事例です

  こだわりのスピーカーで
こだわりのスピーカー、家に眠っているスピーカーを使って、音楽が楽しめます

  シンプルな構成、コンパクトな構成
1DINサイズカーオーディオは、幅17.8㎝高さ5㎝。奥行きは機種によりますが19㎝程度
アンプ内蔵のカーオーディオであれば、そのカーオーディオにスピーカーを接続するだけで音を楽しむことができます

  外出先でも自宅でも、iPhoneそのままの操作で楽しみたい
Bluetooth(無線)で接続することで、iPhone中の音楽をいつものiPhoneと同じ操作で楽しむことができます

  Youtube等動画サイトにある音楽を楽しみたい
Youtubeやゲームもスピーカーで聞くことができます

■どんな使い方ができるの?zenntai

ここでは「iPhoneとカーオーディオでどんな使い方ができるか」
部屋で音楽を楽しむイメージでご説明します

まず「カーオーディオの電源をON」
そして、iPhoneの「BluetoothをON」にします
あとはいつも使っているiPhoneの操作
iPhoneのアプリ開いて曲を選ぶ、youtubeで音楽を選ぶだけ

すると、スピーカーからお気に入りの音楽が流れてきます。
選曲はもちろん、音量も音質調整もいつものiPhoneの操作です
ソファーに座りながら、ベッドで横になりながら
リモコンのようにiPhoneを操作して、スピーカーならではの「音」が楽しめます

■事例で用いた機器のご紹介

▼DK101
弊社製品、カーオーディオ用電源付配線キットです。このキットがあれば部屋でカーオーディオが使えます。
キットにはカーオーディオを自宅で使うために必要な接続コード、スピーカー端子、ACアダプター、取扱説明書がセットになっています。簡単接続です

IMG_0039▼Apple iPhone
ご存じApple社のスマートフォンです
今回使用したのはiPhone 4S。ちなみにiOSのバージョンは7.0.2、使用したアプリはDENON Audio Ver1.1.7です

▼JVC/KENWOOD U300BT+リモコン
KENWOOD社 1DINタイプのアンプ内蔵カーオーディオ、CD/USB/iPod/Bluetoothレシーバーです
CDだけでなく、BluetoothやDock/ライトニングケーブルを使ってiPhoneと接続すれば、iPhoneの音楽を楽しむことができます。今回はBluetooth(無線)でiPhoneと接続しました
-PR:KENWOOD U300BTパイオニア DEH-970

▼VICTOR SP-EXAR3
VICTOR社製、1ウェイ・バスレフスピーカーです(9cmウッドコーン、4Ω)。EX-AR3に付属していたものです。高音の表現力は特筆できるものです
-PR:JVCケンウッド ウッドコーンスピーカー SX-WD30ヤマハ NS-BP182 スピーカー ハイレゾ対応 

▼SANSUI S-α9
SANSUI社製、2ウェイ・バスレフスピーカーです(16.5cmウーファ、2.5cmドーム型ツィーター、6Ω)。94年製α9シリーズに付属していたものです。小型ながら迫力と厚みのある中低音を出します

■接続方法

haisenzenntai今回使用したU300BTはアンプを内蔵しているため、U300BT単体でスピーカーを駆動することができます。ですので、DK101とU300BTを接続し、DK101付属のスピーカー端子にスピーカーを接続するだけです
今回の事例では、2組4台のスピーカーをU300BTに接続しています
iPhoneはBluetooth(無線)で接続しているため、配線の必要はありません

■配線

▼DK101とU300BTの接続
接続するコードはアース線と電源、スピーカーコードです
はじめに、

A.U300BTとDK101のアース線(黒)をU300BTの本体につけます
B.次にアクセサリー電源(赤)とバッテリーコード(黄色)のぎぼし端子を接続します
C.左右前後スピーカー+/-コードのぎぼし端子8つを接続します
※B,Cのコードは色を合わせて接続するだけです

▼DK101とスピーカー接続
DK101のスピーカー端子に2組のスピーカーを接続します。事例ではフロントにSP-EXAR3、リアにはS-α9を接続しました

▼配線を確認する
DK101のACアダプターをコンセントにさす前に、配線に誤りがないことを確認します。
次に正しく接続されているかCDを使って確認します。DK101のスイッチをON、CDを入れてスピーカーの左右から音が出ることを確認します
配線が終わったら、後はiPhoneで音楽を楽しむだけです

■iPhoneの音楽を聴く

  DK101のスイッチをON、カーオーディオの電源を入れ、U300BTのソースをBT AUDIOにします。そしてiPhoneのBluetoothをONにします

 IMG_0037初回のみiPhoneとU300BTのBluetooth設定(ペアリング)をします。iPhoneの画面にペアリング要求が表示されたら、ペアリングをタッチ、その後、U300BTのボリュームボタンを押すと、ペアリング完了です(右写真)。詳細については各機器の取扱説明書を参照下さい

  ペアリングが終わっている場合は、iPhone の設定にてBluetoothをONにします。
デバイスに「U3**BT」が表示され、「接続されました」と表示されていることを確認します
接続されない場合はデバイスの「U3**BT」をタッチすると接続されます

  Bluetoothで接続したらiPhoneのアプリを開き、好きな音楽を選ぶと音楽が流れます
音量調整、音質調整、選曲はiPhone側で行います(※)

※iPhone側の最大音量以上に、音量を上げたい場合はU300BT側の音量を上げて調整します
※U300BT側でも音質調整を行うことができます。詳細は取扱説明書を参照下さい

■2組のスピーカーで音楽を楽しむ

1組のスピーカーで音を楽しむことができますが、特性の違うスピーカーを2組接続し、カーオーディオならではのFADER(前後バランス機能)を用いて、イコライザーとは違った音質調整を行うこともできます
今回使用した2つのスピーカー、SP-EXAR3は高音域を得意とするスピーカーで、S-α9は中低音域を補完するスピーカーとして使用しました
動画ではFADER機能を使って、2組のスピーカーの音量バランス調整による音質の変化をお聞きいただけます

■電源を切る

カーオーディオの電源を切る場合はiPhoneの設定にてBluetoothを「OFF」、DK101のSWをOFFにするだけです(Bluetoothを「OFF」にせず、DK101の電源を切っても問題ありません)
なお、DK101を用いれば、SWをOFFにしてもカーオーディオの初期設定は消えません(SWをオフにしてもカーオーディオに電源が供給されます)

■まとめ

カーオーディオを用いて、iPhoneをいい音で楽しむ事例をご紹介いたしました
弊社製品DK101を用いることで、アンプ内蔵のカーオーディオであれば、非常にシンプル、コンパクトな構成で自宅で音をお楽しみ頂けます。また、こだわりのスピーカーを接続することで、「自分ならではのシステム」をリーズナブルに組むことも可能です

 

■その他の事例

この事例では、自宅でiPhoneの音をカーオーディオとスピーカーで楽しむ事例と、カーオーディオならでは使い方、2組4台のスピーカーを接続する事例を記載いたしました

他にも様々な事例を掲載しています。是非ご覧下さい

事例一覧はこちら

■製品情報

本事例にて使用致しましたDK101と、電源付カーオーディオケースLE801の製品情報です

DK101-A/S カーオーディオ用電源付配線キット

LE801 電源付カーオーディオケース

■ご購入

アマゾンにてご購入頂けます
DK101-A :金メッキタイプ

DK101-S :錫メッキタイプ

■お問合せ

製品に関するご質問やご不明な点、お持ちのカーオーディオとの接続方法など、どのようなことでも結構です
お気軽にお問合せ下さい

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