【解説】カーオーディオ・カーナビを自宅で使う方法(全体)

■はじめに

大変ご好評頂いている「カーオーディオを自宅で使うには」お客様の事例や、数多く頂いたお問い合わせ内容を反映し、リニューアルさせて頂きました

この解説では、はじめに「カーオーディオの種類と種類毎にどんな使い方ができるか」、次に共通的な内容になる「部屋で使うために必要な電源」について、最後に種類毎に配線方法や応用例など(種類ごとのページ)で解説しています(右図)

「部屋でカーオーディオを使う」、さっそく始めましょう


電源付カーオーディオ用ケースLE802にNakamichi社製 CD-700Ⅱ(CDデッキ)を組込み、ホームオーディオ(アンプ:サンスイα9、スピーカー:サンスイα-s9)に接続した例です

押し入れで寝ている大切なカーオーディオ、取り外したカーナビを部屋で楽しんでみませんか

「カーオーディオ、カーナビといえば車で使うもの」、「車でないと使えないもの」と思われがちですが、実は家でも使うことができます

たとえば、使っていたカーオーディオにホーム用のスピーカーを繋いで楽しむ、カーオーディオのデッキをホームオーディオに接続する、カーオーディオのシステムをそのまま家に持ち込むなどなど

また、弊社のお客様の中には、カーオーディオやカーナビの特徴ともいえる

新品カーオーディオをホームオーディオとして使いたいとご要望頂き、弊社DK235と接続後、動作確認しているところです

「コンパクト」、「好きなスピーカーが使える」、
「リスニングポジション設定ができる」、「長持ち」

などの理由から、ホームで使うためにカーオーディオを新調、ホームオーディオとして、またパーソナルオーディオとして使用されるお客様も増えてきています

 

 

 

 


ここでは自宅でカーオーディオ、カーナビを使う方法について次のような流れでご説明していきます

 

 

 

※配線例などご覧になりたい方は、ご使用になりたい「カーオーディオアイコン」をクリックして下さい(ページに移動します)

■カーオーディオの種類とできること

ここでは、カーオーディオ、カーナビの構成を例にとりながら、ヘッドユニットやアンプなどカーオーディオの種類と、種類毎に家でどのような使い方ができるかご説明します

●ヘッドユニット(メインユニット)

車のダッシュボードについている「音楽を再生する、音量、音質を調整する機能を持つカーオーディオ」を「ヘッドユニット」と呼んでいます。メーカーによっては、メインユニットやレシーバーなどと呼ぶこともあります。このヘッドユニットは大きく分けて、アンプ内蔵タイプ/カーナビと、デッキタイプがあります


アンプ内蔵タイプ/カーナビ

一番オーソドックスなタイプ、ヘッドユニットに直接スピーカーを接続することができるカーオーディオです。市販カーオーディオ(社外品ともいわれています)や純正カーオーディオ、カーナビの多くはこの「アンプ内蔵タイプ」です

この構成を取るヘッドユニット、カーナビは、本体内にアンプを内蔵しており、この内蔵アンプでフロント/リアスピーカーを駆動して音を出します。ですから、お手持ちのカーオーディオ、カーナビがアンプ内蔵タイプのヘッドユニットであれば、電源を繋いでスピーカーを接続するだけで、自宅で音楽が楽しめます(下写真)

LE802に Nakamichi社製 CD-45zを組込み、 VICTOR社 woodconeを接続した例

また、ヘッドユニットの機能によりますが、カーオーディオにAUXなど外部機器と接続できる入出力があれば、テレビの音をカーオーディオで楽しんだり、カーオーディオで再生した映像をテレビで見る、最近のカーオーディオ/カーナビではBluetooth(無線)でiPhoneなどのスマホをリモコンのように使いながら、スマホの音楽やインターネットで配信されている音楽を楽しむ、そんな使い方も可能です

もちろん、アンプ内蔵のヘッドユニットのオプション機器、たとえば、MDユニットやCDチェンジャー、ハードディスクユニットなどがあればヘッドユニットとともに使用することができます

また、一般的にカーオーディオ・カーナビではヘッドホンは使用できませんが、弊社製品ヘッドホンアダプターDP32を使用することで、アンプ内蔵タイプのカーオーディオ、カーナビにヘッドホンを接続、ヘッドホンで音楽を楽しむこともできます

※市販カーオーディオ、カーナビには、アンプ内蔵タイプでも、後述のデッキタイプのように外付けアンプを接続して、スピーカーを駆動できるカーオーディオ、カーナビもあります。このような利用方法の場合、デッキタイプとして扱います


○デッキタイプ
ヘッドユニットに外付けアンプを繋ぎ、アンプにスピーカーを接続するタイプのカーオーディオです。高級機に多く見られる構成です

この構成をとるヘッドユニットは、スピーカーを駆動するためのアンプは内蔵しておらず、「再生専用機」として使用します。このようなヘッドユニットをデッキタイプといいます。なお、スピーカーの駆動は外付けパワーアンプで行います

このように「デッキタイプ」のカーオーディオは、アンプを内蔵していないため、単体でスピーカーを鳴らすことはできません。

Pinner carrozzeria X システム RS-D7XⅢを中心に、パワーアンプのRS-A9Xを1台、RS-A7Xを2台接続、更に周辺機器としてCD-7Xを繋いだ事例

そこで、カーオーディオのパワーアンプとともにカーオーディオシステムとして家に持ち込む、ホームオーディオのアンプや、パソコン用スピーカー等の「アンプ内蔵スピーカー」と接続することで、デッキ単体だけでも部屋で音楽を楽しむことができます

右写真はPioneer社のデッキ、RS-D7XⅢを中心にパワーアンプと周辺からなるcarrozzeria Xシステムを部屋で使われている事例です。ちなみにこのシステムではパワーアンプ3台使用してレンジ毎のスピーカーを駆動しています

右下写真はNakamichi社CDデッキCD700-IIにPC用スピーカーを接続、カーオーディオデッキ単体で使用した例です

LE802にNakamichi社製 CD-700IIを組込み、 PCスピーカーを接続した例

デッキタイプ単体では、概ねアンプ内蔵のヘッドユニットよりも消費電力は小さいため、小さな電源で動作させることが可能です
ただ、上記のようにカーオーディオ用のパワーアンプを使用、カーオーディオシステムとして家で使用する場合は、大きな電源が必要になります(パワーアンプの消費電力が大きいため)

また、機器に依存しますが、デッキタイプカーオーディオのフロント、あるいはリアのプリアウト出力に、弊社製品ヘッドホンアダプター「DP32」をつなぎ、ヘッドホンを接続することで、「デッキの音を直接ヘッドホンで楽しむこと」もできます(プリアウト(RCA)の出力インピーダンス等によります)

ご参考 ブログ:デッキタイプのカーオーディオにヘッドホンをつなぐ実験 大成功!!
DENON 製DCT-900、McIntosh PF-21421ともにデッキタイプカーオーディオにDP32を介してヘッドホンを接続、音を楽しんでみました
(McIntoshは動画もあります、新しいウインドウが開きます)


○ヘッドユニットのサイズについて
市販カーオーディオ、カーナビのヘッドユニットは、正面からみたサイズで、1DIN、2DINサイズに大別されます。1DINサイズは、180 mm×50 mm、2DINサイズは1DINサイズの高さが倍の180 mm×100 mmと規定されています。この1DIN、2DINは、ドイツ工業規格(DIN75490)にて定められたもので、現在は国際標準規格ISO(IS07736)でも規定されています。なお、1DIN、2DINですが、奥行きついては規定されていません

解説:ヘッドユニット アンプ内蔵/デッキタイプの見分け方

アンプ内蔵タイプかデッキタイプかは取扱説明書をみると記載されていますが(たとえば配線図等)、取扱説明書がない場合でも、市販カーオーディオの場合、背面をみると区別できることがあります

アンプ内蔵タイプは、下写真左側青枠のように、背面から「スピーカーコード」が出ています(緑、紫、白、灰色のコードが2本ずつ、計8本)

これに対して、デッキタイプは、下写真右側橙枠のように、プリアウトと呼ばれるフロント、リア用の「RCAコード」がでています(スピーカーコードがありません)

なお、緑、紫、白、灰色のスピーカーコードに加え、プリアウトと呼ばれるRCAコードが出ている機器もあります。このような機器では、内蔵アンプでも、外部アンプでもスピーカーを鳴らすことができます

※純正カーオーディオの場合、背面からコードがでている機器は少なく、コネクタ(カプラー)を差し込むソケットだけがある機器が多いようです

●パワーアンプ

デッキタイプのヘッドユニットから送られてくる音声信号を増幅し、スピーカーを鳴らすための機器です

パワーアンプ単体では音を出すことはできませんが、カーオーディオのデッキはもちろん、ホームオーディオのプリアンプと接続することで、自宅で楽しむことができます(ホーム用プリメインアンプではありません)
また、少し変則的な使い方ですが、iPhoneやiPod touchなどの携帯音楽プレイヤーのヘッドホン出力をパワーアンプに接続し、スピーカーで楽しむこともできます

左写真はMcIntosh社のパワーアンプ mcc404に同社 MX5000(CDデッキ)、MPM4000(アウトプットメータ)を接続、部屋で使用している事例です

なお、パワーアンプを自宅で使用する場合、パワーアンプはヘッドユニットと比較して消費電力が大きいため、大きな電源が必要になります。上記事例では弊社大容量ACアダプターP-12V210にて、パワーアンプ、デッキ、アウトプットメータの3つの機器の電源を供給しています

●スピーカー

カーオーディオのスピーカーも自宅で使用することができます
ただし、カーオーディオ用スピーカーには、スピーカーボックスに入っているスピーカーと、スピーカーボックスに入っていないスピーカーユニット(生のスピーカー)があります

スピーカーボックスに入っているスピーカーは、ホームオーディオやカーオーディオのアンプに接続して使用することができますが、スピーカーユニットを部屋で使用する場合には、スピーカーユニットを適切なエンクロージャー(スピーカーボックス)に入れる必要があります

写真右側のサブウーファーは、カーオーディオで使われるJBL社のスピーカーユニット(S3-1024)です。このスピーカーユニットを市販エンクロージャーに入れ、カーオーディオのヘッドユニット、パワーアンプとともに室内で聴けるようにしています

このように、スピーカーユニットもスピーカーユニットにあった市販のエンクロージャーを使う、あるいはエンクロージャーを自作して、オリジナルスピーカーとして、音作りから楽しむこともできます

●その他カーオーディオ

カーオーディオには、ヘッドユニットやアンプ以外にも、カーオーディオに接続できるその他機器があります

たとえば、スピーカーの音量を表示するアウトプットメータ(VUメータ)やパワーモニター、アンプを内蔵したサブウーファ(パワードサブウーファー)などです

これら機器は、その機器の用途や機能によって、部屋でカーオーディオやホームオーディオと接続して楽しむこともできます※

McIntosh社 MPM4000(アウトプットメータ)をホームオーディオに接続

※機器や機能によって、接続できない場合もあります

写真はMcIntosh社 MPM4000 アウトプットメータをホームオーディオと接続した事例です

MPM4000は、スピーカー端子に接続すると、その音量によって針が振れる機器です。
ACアダプターにてMPM4000に電源を供給し、ホームオーディオのプリメインアンプのスピーカー端子に接続しています

 

 

■カーオーディオで使う電源

前節では、カーオーディオの種類と、種類毎にどのように使えるかについてご説明しました
ここからは、カーオーディオを自宅で使うために必要になる電源(共通的な内容です)についてご説明していきます

●カーオーディオを動作させるために必要な電圧

カーオーディオは車で発電した電力やバッテリーに貯めた電力、DC12V(直流)で動作しています
ですから、車と同じように、家でDC12Vの電源が用意できれば、カーオーディオを室内で使うことができます

たとえば、右図のように、車のバッテリーを部屋に持ち込んで、そのバッテリーにカーオーディオを繋げば、部屋でもカーオーディオを動作させることができます(※)
ただ、車のバッテリーは大きくて重い上に、適切な方法で充電、放電をしなければならないため、お薦めできません。
※バッテリーとカーオーディオを正しく配線する必要があります。音を出すためにはスピーカーが必要です

もっと詳しく:バッテリー電圧について

カーオーディオやカーナビの取扱説明書の後半、「おもな仕様」を見ると電圧が「14.4V」と記載されていることがあります

「あれ?車のバッテリーは12Vじゃ?」

と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、実はバッテリーはいつも12Vを出している訳ではありません

右のグラフはある車でエンジンをかけた時、バッテリー電圧を測定したものです。エンジン始動前、このバッテリーの電圧は13V程度ありますが、スターターを回した瞬間、「がく~ん」と10Vを切り、その後、徐々に回復して13V付近まで戻っています。徐々にといっても、この場合は0.3秒ほどの時間ですが。
この電圧変化は、スターターを回すために大きな電力がバッテリーから消費され、その後エンジンの始動によって、発電機から電力が供給、バッテリーへの負荷が軽減されたためです

また、左のグラフは比較的電圧が安定しているアイドリング中の電圧変化を測定したものです。アイドリング中でも、バッテリー電圧は一定でなく、小刻みに電圧が上下しています
ちなみに、左のグラフの電圧変動の幅は約0.2V程度、バッテリーの電圧が13Vであれば、12.9Vから13.1Vの間を行ったり来たりしていることになります

このようにバッテリーの電圧は必ず12V一定というわけではなく、充電中(電気を貯めている時)には電圧が高く、放電中(電気を使っている時)は、電圧が低くなります。また、バッテリーの状況(充電状況や劣化度合い、温度など)によっても電圧や電圧変化の度合いが変わります
のような電圧変化の中でもカーオーディオは動作するように設計されています

ここで少し弊社製品CA-47Kの宣伝を・・・
このようにバッテリの電圧が変動する中で、車に乗せたカーオーディオ、カーナビは動作しています。
弊社製品CA-47K(キャパシタ)をカーオーディオ、カーナビに接続することで、電源を安定させ「本来の性能を引き出す」ことができます。なお、弊社CA-47Kでは聴感に頼るカット&トライだけでなく、計測装置を駆使した効果測定を行っています。詳しくはCA-47Kの製品ページをご覧下さい

CA47K(製品ページ)

●電源に求められること

弊社大容量ACアダプター P-12V210にてパワーアンプを動作させているところ

車のバッテリーを家に持ち込むのは・・・
そこで、家庭用コンセント(AC100V)から、車のバッテリーと同じDC12Vを作って、カーオーディオに電力を供給することでカーオーディオを部屋で動作させることができます。このDC12Vを作る1つの手段として、ACアダプターがあります

ACアダプターと一言でいっても、出力電圧や電流が異なるいろいろなACアダプターが市販されています
まず、カーオーディオを部屋で使うためには、バッテリーと同じ電圧、DC12Vが出せる必要があります。加えて、使用する機器によって、出力電流、つまり何A(アンペア)出力できるかも重要になります

一般的には、デッキタイプ、アンプ内蔵タイプ、パワーアンプの順で消費電流が大きくなります。また、同じ種類の機器でも機械的に動作する部分が多い機器ほど、サイズが大きいほど消費電流が大きくなる傾向にあります
たとえば、CDを再生する機器と、USBメモリだけを再生する機器があった場合、可動部分が多いCDを再生する機器の方が消費電流が大きくなります。1DINタイプのカーオーディオと2DINタイプでは2DINタイプの方が、消費電流が大きくなります

このようにACアダプターを選ぶ際には、使用するカーオーディオによって、適切な電圧、電流(立ち上がり時の突入電流を含めて)のACアダプターを選ぶ必要があります

なお、カーオーディオの取扱説明書を見ると、定格電流10A等の記載されている場合があります。この定格電流は、「その機器が設計上安定して動作する電流値」を示したもので、常にこの電流を消費するというものではありません。通常自宅で使用する場合、取扱説明書に記載されているような定格電流を使うことはありません

また、カーオーディオ、カーナビは電源を切ってしまうと、カーオーディオ、カーナビに設定した内容、たとえば時刻などが消えてしまいます

「ん?車に乗せている時は、エンジン切ってもカーオーディオの設定は残っているよ」

と思われた方もいらっしゃるかと思いますが、エンジンを切ってもカーオーディオの設定が消えないのは、エンジンを切った状態でも、バッテリーから常にカーオーディオに電源が供給されているためです(スタンバイ)。
バッテリー交換の際、「カーオーディオやカーナビの設定が消えた」と聞きますが、設定が消えてしまうのは、バッテリーを外すことにより、バッテリーからの電源供給がなくなったためです

家で使う場合も、電源を入り切りするたびに設定が消えてしまっては不便ですよね。ですから、車に乗せている時と同じように、常に電源を供給する必要があります
カーオーディオがスタンバイの時は大きな電力を消費しませんが、常につけたままの状態にするため、ACアダプターを選ぶ際には、効率がよく安全性の高いものを選ぶ必要があります

もっと詳しく: スタンバイ時の消費電流について

電流測定の様子

カーオーディオがスタンバイ、つまり車でいう「キーがオフ」になっている時に大きな電力を消費してしまうと、すぐに車のバッテリーが上がってしまうことになります
ですから、カーオーディオのスタンバイ時の消費電力は非常に小さく設計されています。いくつかのカーオーディオを測定した結果では、数mA程度でした(1mAは1Aの1000分の1)

●カーオーディオで使う電源のまとめ

これらのことから、カーオーディオ、カーナビに電源を供給するACアダプターを選ぶ時には、適切な電圧や電流が出力でき、効率が良いものである必要があります
加えて、ノイズが少なく、安全のための機能、例えばショート(短絡)した場合や、ACアダプターの能力を超える電力を要求された場合(過電流)に安全に停止する等の機能を確認する必要があります。国内で使用するためには必須となる「PSEに適合」していることはもちろんです

○他の12V電源

ACアダプター以外にも家庭用コンセントAC100VからDC12Vを作れる電源として、安定化電源や自作PC用のATX電源などがあります。これら電源は、全般的に出力電力が大きい分、筐体が大きく、発熱も多くなるため、冷却用ファンがついている機器も多いようです

P-12V210 12V21A(約250W)出力が可能

カーオーディオの電源として使用する場合には、音楽の邪魔にならないよう、静かなものを選ぶのが良いと思います

○弊社ACアダプターについて

弊社製品LE802、DK105、DK235、P-12V210で使用しているACアダプターは、PSE適合はもちろん、最新の米国エネルギー省(DOE) エネルギー効率基準 LEVEL Ⅵに対応した効率のよいACアダプターです
もちろん、短絡保護、過電圧保護、過電流防止等の安全機能を内蔵しています。使用中万一、過電流になってしまった場合でも、電力供給を自動停止し、適正電流に戻った時点で自動復帰します
また、弊社にて1台1台チェックした上で出荷しておりますので、安心してご使用頂けます

■カーオーディオ種類毎の使う方法

ここまでは、カーオーディオの種類と、カーオーディオを部屋で使うために必要な電源の共通的な内容について解説してきました
ここからは、カーオーディオの種類毎に、家で使うための配線方法や応用例等について、種類毎のページにてご説明しています。下にあるお読みになりたい「アイコン」をクリックして下さい(ページに移動します)

 

 

 

■主な製品・サービスのご紹介

弊社では自宅でカーオーディオを使うための各種製品、サービスをご用意しています

○製品

LE802:市販1DINカーオーディオ専用の電源付ケース
 アンプ内蔵カーオーディオを組込み、お手持ちのスピーカーを繋げばカーオーディオを自宅でお楽しみ頂けます。デッキタイプも使用できます
組込みは簡単、丁寧な組込み説明書も付属しています
DK235:2DINカーオーディオ用電源付配線キット
 2DINタイプのアンプ内蔵カーオーディオやカーナビとDK235を繋ぎ、スピーカーと接続すれば自宅でカーオーディオが楽しめます。ヘッドホンも使用できます。使い方は簡単、色をあわせて繋ぐだけ。ご好評頂いている「DK101」の付属電源を強化(3.3→5Aタイプ)、ヘッドホンアダプタDP32付属した製品です
DK101:1DINカーオーディオ用電源付配線キット
 1DINタイプのアンプ内蔵カーオーディオとDK101を繋ぎ、スピーカーと接続すれば自宅でカーオーディオが楽しめます。もちろん、デッキタイプへの電源供給も可能です
使い方は簡単、コードの色をあわせて繋ぐだけです
P-12V210:大容量ACアダプター12V/21A、250W
 パワーアンプなど消費電流が大きいカーオーディオ向けのACアダプター。ファンレスですので動作音はなく、音楽の邪魔をしません
様々な機器に接続しやすい中継端子付の標準品と、お客様の機器にあわせるカスタム品をご用意しています
DP32:カーオーディオがヘッドホンで楽しめるアダプター
 アンプ内蔵カーオーディオにDP32を接続することで、お手持ちのヘッドホンで楽しめます
LE802/LE801、DK101をご購入、お持ちのお客様はオプションにてご購入頂けます(DK235は付属)

○サービス

LE802組込みサービス
 お手持ちの1DINサイズ市販カーオーディオをLE802に組込んだ上で納品させて頂くサービスです
 ケースに組込むのはちょっと・・・というお客様にお勧めです
接続サービス
 お手持ちのカーオーディオにDK235、DK101を接続した上で納品させて頂くサービスです
カーオーディオ付属電源コードに必要な端子がついていない、配線が苦手というお客様にお勧めです
その他
 カーオーディオシステム全体を家で楽しみたい、市販2DINタイプのカーオーディオをケースに入れて楽しみたいなどなど、お客様のご要望にあわせたカスタム品や特注品も承ります。お気軽にお問合せ下さい
お問合せはこちら

【解説】デッキタイプのカーオーディオを使うには

ここでは、アンプを内蔵していないデッキタイプのカーオーディオを自宅で使うための方法についてご説明します

デッキタイプはアンプを内蔵していないため、単体でスピーカーを鳴らすことはできません
そこで、ここでは、デッキタイプカーオーディオをホームオーディオのアンプや、アンプ内蔵スピーカー(PCスピーカーなど)に接続する基本構成にてご説明し、その後、カーオーディオのパワーアンプと接続した「カーオーディオシステム」として部屋で使うの応用例をご説明します

なお、アンプ内蔵カーオーディオ/カーナビでも、カーオーディオにフロント/リアのプリアウト出力があれば、デッキタイプと同様構成を取ることが可能です

【記載内容】


アンプ内蔵タイプやパワーアンプ、その他機器のご使用を考えられている方はこちらのページをご覧下さい

    

■デッキタイプカーオーディオを自宅で使う(基本構成)

はじめにデッキタイプカーオーディオを、ホームオーディオのアンプや、アンプ内蔵スピーカー(PCスピーカーなど)に接続する基本構成で配線方法などについてご説明します

○使用するコード

デッキタイプカーオーディオは、カーオーディオを動かすための電源を用意し、ホームオーディオのアンプや、PC用のアンプ内蔵スピーカーと接続することで、自宅でカーオーディオを楽しむことができます

右図は市販デッキタイプカーオーディオ本体から音声出力コード(プリアウト)と、電源コードを示した図です

音声出力コードには、フロントプリアウト、リアプリアウトがあり、これらコード出るプリアウトの信号は音声信号であるため、直接スピーカーを駆動することはできません。これらプリアウトの多くは、カーオーディオ本体背面から、RCAジャック付きのコードとしてでています

デッキタイプカーオーディオの電源コードと音声コードの例(アンプ内蔵にあるスピーカーコードは出ていない)

電源コードの多くは、アンプ内蔵タイプのカーオーディオと同じように、図のように本体と分かれ、電源コードを本体にソケットで接続するようになっています
この電源コードには、電源関連のコード、その他信号用などのコードがあり、各コードは機能により色分けされています。各コードの先端にはぎぼし端子やクワ端子がついています
その他コードとしては、リモートコードがあります。リモートコードは、カーオーディオのパワーアンプ等と接続する際、接続された機器を連動させるために使用します(たとえば、デッキの電源を入れると、パワーアンプもONになるなど)

なお、デッキタイプでは「アンプ内蔵カーオーディオ」のようにスピーカーコード(白、灰、紫、緑)は出ていません。また機器によって他の機能をもったコードが出ています

これら電源コードの色は規定化されているわけではありませんが、電源等共通的なコードは、概ねどのメーカーのカーオーディオも同じ色を使用しています。ただし、1999年以前のパイオニア製カーオーディオや、機器固有機能(例えばMcIntoshのPG信号等)のコードは色が異なっていますので注意が必要です
各コード詳細については、機器の取扱説明書、取付説明書等にて確認して下さい

■電源関連のコード

コード端子説明接続先
BATTぎぼし端子
(オス)
カーオーディオに電源を供給するコード +12V
ACCカーオーディオを動作させるコード+12V
アースクワ端子アースGND

■その他コード(デッキタイプでよく使うコード)

コード端子説明接続先
リモート青白ぎぼし端子
(メス)
周辺機器など他機器と連動させる時使用
他機器がない場合は未接続
周辺
機器

配線方法

弊社DK101(1DIN用カーオーディオ用配線キット)を用いた接続図にて配線方法ご説明します
デッキタイプカーオーディオをホームオーディオに接続した接続図と、PCスピーカーを接続した接続図を記載しています。なお、図中破線部分は弊社製品DK101です

ご注意
実際に配線する場合は、必ず電源を切った状態で配線したのち、配線に間違いが無いことを確認してから必ず電源を入れて下さい

 

●電源関連の配線

電源関連で配線するコードは、アンプ内蔵タイプと同様、BATT、ACC、アースコードです

接続先はそれぞれ電源(ACアダプター)の+12V、+12V、GND(グランド)になります。なお、接続図ではカーオーディオのアースコードと、電源のGND接続は、カーオーディオ筐体を介して接続しています

電源コードの「BATT」、「ACCコード」にはぎぼし端子、「アースコード」にはクワ端子がついていますので、これら端子と電源側の出力端子形状にあったコードを用意し、カーオーディオと電源を接続します
なお、ACCコードには、カーオーディオをスタンバイからONにするための信号が入ります。具体的には、カーオーディオをONにする時だけ「+12V」が入るようにします
また、このような構成の場合、カーオーディオの周辺機器(たとえばパワーアンプ)が接続されないので、先に述べたリモートコードは未接続になります

ご注意
コード、電源用ジャック等を選ぶ際は、必ず電源やカーオーディオの電流容量に応じたものを選ぶようにして下さい

●使用する電源

カーオーディオに合わせて、使用する電源を選びます。「カーオーディオで使う電源」でもご説明した通り、一般的にデッキタイプはアンプ内蔵タイプよりも消費電流は少なくなっています

●音声関連の配線

デッキタイプの多くは、フロント、リアのプリアウトとしてRCAジャックが出ています。このフロント、またはリアのプリアウトをホームオーディオのアンプ、あるいはパソコン用スピーカー(アンプ内蔵スピーカー)と接続します

ホームオーディオのアンプと接続する場合は、プリアウトをホームオーディオ用アンプのLINE IN端子等に、アンプ内蔵スピーカーと接続する場合は、プリアウトをアンプ内蔵スピーカーのANALOG IN端子等に接続します

ご注意
カーオーディオのフロントあるいはリアのプリアウトを、アンプのPHONO端子には接続しないで下さい。また、プリメインアンプのLINE OUT等の出力端子に接続しないで下さい

●使用方法

使用する場合は、必ずホームオーディオのアンプ、またはPCスピーカーの電源を切り、ボリュームを最小にした上で、デッキ、ホームオーディオのアンプまたはPCスピーカーの順で電源を入れます(電源投入時に大音量で再生することを防ぐためです)
そして、アンプの入力をデッキを接続した入力端子(例えばLINE IN)にし、デッキで再生を開始します。徐々にアンプ、またはPCスピーカーのボリュームを上げ音量を調整します
アンプやPCスピーカーのボリュームが普段聴いている他機器のボリュームよりも大きくなる場合は、デッキ側のボリュームで音量を調整します

接続方法、使用方法については機器の取扱説明書を参照して下さい

参考:PCスピーカー(Amazon 新しいウィンドウが開きます)
DK101(1DIN用電源付配線キット)

○弊社製品LE802を用いた接続例

左写真はMcIntosh社製 MX5000(CDデッキ)を弊社カーオーディオ用電源付ケースLE802に入れ、PC用スピーカー(ONKYO社製 GX-70AX)に接続した例です(カーオーディオが見えるよう天板を外しています)

電源はLE802付属のACアダプターから供給し、MX5000のフロントプリアウト(RCA)は、市販オーディオコード(RCAオス-オス)を使って、PCスピーカーのANALOG IN端子(RCA)に接続しています

なお、MX5000では、電源が本体と別筐体(DC-DCコンバーター)になっていますが、電源を接続するコードは接続図と同じで、BATTとACC、アースになっています(黄、赤、黒)。
BATT、ACCコードは、LE802の黄、赤コードと接続し(色を合わせて接続するだけ)、アース、LE802の黒コードはDC-DCコンバータの筐体を介して接続しています

LE802フロントパネルにあるスイッチをONにすると、MX5000がスタンバイからONになり、音楽を楽しむことができます。スイッチをSTANDBYにすると、MX5000はスタンバイとなります。ACアダプターをコンセントにさしておけば、MX5000に設定した時刻や設定などが消えることはありません

電源付カーオーディオケースLE802は写真のようにカーオーディオを自宅で使うために必要なコードやACアダプターが付属しています。もちろん端子の圧着やハンダ付けは不要、LE802に組込み配線することでカーオーディオを楽しむことができます
なお、ケースなしの電源付配線キットDK101、DK235もご用意しています

LE802(電源付ケース)
DK235(2DIN用カーオーディオ、カーナビ配線キット/ヘッドホン対応)
DK101(1DIN用電源付配線キット)

■カーオーディオデッキ、パワーアンプで楽しむ(カーオーディオシステム)

デッキタイプの応用例として、車で使っていたカーオーディオのデッキ、パワーアンプを部屋に持ち込み、ホームオーディオ用のスピーカーを接続して音楽を楽しむ例について説明します
なお、パワーアンプの配線については、「カーオーディオのパワーアンプを使う」にて詳しくご説明していますので、あわせてご覧下さい

下接続図はカーオーディオのデッキと、パワーアンプの接続図です。左側がデッキ、右側がパワーアンプです

なお、この図では機器毎に電源を接続していますが、1つの電源からデッキとパワーアンプ2つの機器に電源を供給することも可能です(後述します)

デッキ側は、前述の通りBATTとACC、アースにACアダプターを接続します

パワーアンプ側はパワーアンプの「+」端子にACアダプターの+12V、「-」端子にACアダプターのGNDを接続します。端子形状は使用されるパワーアンプにより異なりますので、適切な端子を使用しします
なお、パワーアンプは消費電力が大きいため、パワーアンプが駆動できる電源を用意し、電源-パワーアンプ間は、デッキの電源コードよりも、太いコード(電流容量に応じたコード)で接続する必要があります

また、上の構成では機器毎に電源を使用していますので、各電源の電位をあわせるため、共通GNDコードを用いて、デッキのGNDとパワーアンプのGNDを接続しています

リモートコード(接続図中青線)は、デッキのON/STANDBY操作にあわせて、パワーアンプをON/STANDBYさせる(連動させる)ためのコードです。デッキの電源コードにある「リモートコード」(ぎぼし端子付)を、パワーアンプのREMOTE端子に接続します
なお、リモートコードにはパワーアンプの電源コードと異なって大きな電流は流れませんので、カーオーディオの電源コードと同程度の太さコードで十分です

音声関連の接続はデッキのフロントプリアウトとリアプリアウトを、市販RCAコードでパワーアンプ入力端子に接続します。そして、パワーアンプの出力端子にスピーカーを接続します。
なお、パワーアンプによりますが、1組(2台)、2組(4台)、中には「2+1」の3スピーカー構成(+1はサブウーファーなど)で楽しめる機器もあります
詳細については、各機器の取扱説明書、取付説明書等を参照して下さい

ご参考:RCAコード(Amazon 新しいウィンドウが開きます)

●1つの電源で2つの機器に電源を供給する

次に1電源で2つの機器に電源を供給する場合についてご説明します
下図は1つの電源でデッキとパワーアンプに電源供給した時の接続図です。先にご説明した2電源構成で使用した共通GNDは不要になります。それ以外の配線は同じです

なお、用意する電源はデッキとパワーアンプの消費電流がまかなえる電源を用意する必要があります

写真はMcIntosh MX5000、MCC404、MPM4000からなるMcIntoshシステムを、弊社大容量ACアダプター「P-12V210」1台にて電源供給する際のテスト風景です

すこし見づらいですが、写真左スピーカーの脇に立てている機器がMcIntoshシステム全体に電源を供給しているP-12V210(青色LEDが点灯している機器、12V/21A 250W)、その左から順にMCC404(パワーアンプ)、MPM4000(アウトプットメータ)、MX5000(CDデッキ)です
スピーカーは4台(2組×2)、MCC404に接続しています。スピーカーコーンが大きく震える程の大音量でも動作を確認しています

弊社では自宅でカーオーディオシステムを使用する際、お客様のご要望に応じた電源をご提案しております。また、弊社にてシステム一式をお預かりし、配線などを行った上で納品させて頂くサービスもございます。ご使用になりたい機器(メーカ名、機種)とともにお気軽にお問合せ下さい(ご相談、お見積無料です)

P-12V210(12/21A 250W大容量ACアダプター)

お問合せはこちら


※パワーアンプの配線については、「カーオーディオのパワーアンプを使う」にて詳しくご説明しています。あわせてご覧下さい


【お客様事例】McIntosh MX406S+HD-DAC1

今回は、McIntosh MX406Sをホームオーディオであるmarantz HD-DAC1へ接続した事例をご紹介いたします。

今回の事例では、MX406Sのプリアウトの出力レベルとHD-DAC1の入力レベルに大きな隔たりがあったため、専用の減衰器付コードをご用意、納品させて頂いた例となっております。

S様より、McIntosh MX406S(以降MX406S)をLE802に組込み、USB-DAC機能にヘッドホンアンプをパッケージングしたmarantz社製 HD-DAC1(以降HD-DAC1)と接続してヘッドホンでMX406Sの音楽を鑑賞されたい、またあわせてMX406SのLE802組込みも弊社にて対応頂きたいとのご要望を頂きました。

 

MX406Sにはデジタル出力がないため、下図のようにHD-DAC1とはアナログ信号での接続になります。

ところが、HD-DAC1のAUDIO IN(アナログ入力)を確認したところ、一般的なホームオーディオのAUX INやLINE INと異なり、スマートホンなどのボリューム付ポータブル機器との接続を前提にした「小さな信号を入力する端子」になっており、MX406Sのプリアウトと、HD-DAC1のAUDIO INの信号レベルには10倍以上の開きがありました。

つまり、MX406Sプリアウト出力をそのままHD-DAC1のAUDIO INに接続してしまうと、「MX406Sの音量をかなり絞らなければならない」ことがわかりました。

オーディオ機器では一般的に、かなり音量を絞った状態ではSN比が悪化する傾向があります(音に対してノイズが増加してしまう)。前述のようにボリュームをかなり絞った状態でご使用頂いた場合、MX406Sがもつ本来の性能を生かし切れないことになりかねません。

もっと詳しく
HD-DAC1のアナログ入力であるAUDIO INは、ポータブルオーディオ機器のヘッドホン出力に合わせてあるため、一般的なアナログ入力に比べてたいへん高感度に設計されており、定格入力は200mVrms(rmsは実効値)となっています。
一方、MX406Sの定格出力は3000mVrmsですから、このままではHD-DAC1に対して過大な信号となる可能性があり、大きな音量の信号が入ったときには音が割れてしまうことになります。

一般的に、オーディオ装置での定格出力や定格入力は、その装置で最大の音量が確保できるときの信号レベルを表していると考えてよろしいので、前段装置の定格出力と次段装置の定格入力が一致したとき、システム全体が音割れすることなく、最大定格で運転されることになります。

幸い、MX406Sには音量ツマミがついていますから、これを使ってずっと絞ってしまえば、出力レベルの問題は一応解決できます。MX406Sの音量ツマミの可変範囲、時計の位置として7:30~16:30に見立てて出力を実測すると、ツマミが10:00くらいになったときに200mVrmsが出力されるようです(右図)。

しかしながらMX406Sにとって、この運転状態は決して感心できるものではありません。なぜならば、オーディオ機器では一般的には音量を絞った状態ではSN比(雑音の比率)が悪化してしまうからです。
走行中の車内に比べて、家庭の室内はずっと静かですから、SN比の悪さはすぐに気になってしまうことでしょう。せっかくの銘機をそのような状態で使うのは申しわけないことだと思います。

 

そこで、MX406Sの音量をあまり絞らなくても良くなるよう、接続ケーブルの途中に減衰器(アッテネータ:ATT)を挿入することにしました。

もちろん、この減衰器で雑音を発生させては本末転倒なので、ここには抵抗器だけからなる減衰回路(能動素子を含まない)を製作し、ケーブル途中に挿入することにいたしました(左図)。

組込みサービスのため、S様よりお送り頂いたMX406S到着後、簡単な動作確認を行わせて頂き、LE802に組込んだ上で、製作した減衰器付ケーブル(写真)を接続、期待通りの減衰特性が出ているか確認を致しました。

コードの途中、膨らんでいるところに「減衰器」が入っています。減衰器には静電シールドを施し、プラスチックケースに収納しています。このケーブルの電気的な特性を測定すると、可聴帯域(10Hz~20kHz)において減衰率がフラットとなっており、MX406Sの音質を損なうことなく伝達可能であることが確認できました。

最後にLE802に組込んだMX406Sに、減衰器付コードを取付けた状態で、納品させて頂きました。

 

納入後S様より、ご自宅で稼働中のお写真をいただきました。
HD-DAC1にお気に入りのヘッドホンを接続し、音楽をお楽しみいただいているそうです。

ところで、今回のシステム構成はDAコンバータのアナログ入力機能を利用して、更にヘッドホン出力を利用するということで、一見非主流的な使用方法ではないかと思われがちです。しかしながら、HD-DAC1に搭載されているアナログ回路、特にヘッドホンアンプに至ってはたいへん高性能なアンプのようです。

有名なホームオーディオ機器であっても、意外とヘッドホン出力についてはおまけ的な機能として付属していることが多いのですが、HD-DAC1では専用のヘッドホン出力回路が搭載されています。このような性能に着目してシステムを構築されたS様の技量に敬服いたします。

S様、お写真をお送りいただき、ありがとうございました。「部屋で楽しむカーオーディオ」を存分にご堪能いただけましたら幸甚です。

最後に弊社にて納品前の動作確認の際、撮影したMX406Sの動画を掲載いたしました。
あわせてご覧下さい(写真をクリックすると別ウィンドウが開きます)。

【お客様事例】MUSEE MA502、Nakamichi CD700 II他

■はじめに

今回はカーオーディオ用パワーアンプをご自宅で使用する事例についてご紹介致します

既に弊社製品LE802をご購入頂いているお客様から、カーオーディオ用パワーアンプ、MUSEE MA502を自宅でご使用になるため、弊社大容量ACアダプター P-12V210の見積依頼を頂きました

早速、弊社にてMUSEE MA502、及びLE802に組込まれているNakamichi社製 CD700 IIとの配線方法等を確認させて頂いた上で、お見積をご回答させて頂きました

ここで少し パワーアンプ MUSEE MA502(以降MA502)について簡単にご説明します
MUSEE MA502は、ビートソニック社製のカーオーディオ用真空管ハイブリッド2chパワーアンプです。ビートソニック社ウェブサイトにて、MA502の消費電力は無負荷時1.5A、定格出力時13Aとなっており、12V21A出力可能なP-12V210で余裕を持って動作できることが確認できました。なお、MA502は、2chアンプですので、カーオーディオデッキのフロント、またはリア側プリアウトとの接続になります

■接続方法

右図は、納品時に同梱させて頂いた接続説明書中の接続図です(抜粋)。右図にてMA502を中心に接続方法についてご説明します

はじめにMA502の電源についてです
MA502への電源供給は、P-12V210から行います。MA502の消費電流はヘッドユニットに比べて大きいため、ヘッドユニット用の電源コードよりも太い電線(5.5sq)を使用しています

次にLE802に組込んだCD700IIとMA502を連動させるリモートコードについてです
CD700IIから出ているリモートコードと、MA502のREMOTE端子を接続します。これにより、CD700IIを組込んだLE802フロントパネルの「オン/スタンバイスイッチ」を「オン」にするとMA502も立ち上がり、「スタンバイ」にするとMA502も「スタンバイ」になるようになります
CD700II側のリモート端子はぎぼし端子、MA502側は端子台になっておりますので、ぎぼし端子とY端子がついた接続用コードをご用意させて頂きました

最後に共通アースコードについてです
LE802に組込んだCD700IIは、LE802付属ACアダプターから電源を供給し、MA502はP-12V210から電源を供給します
このように異なる電源から電力を供給する場合は、アース(グランド)をあわせる必要があります。このアースをあわせるコードが共通アースコードです
共通アースコードの接続場所は、LE802側がカーオーディオを固定する金具、MA502側が端子台の「-端子」になりますので、丸端子(LE802側)とY端子(MA502側)を付けたコードをご用意させて頂きました

これらコードと、21AタイプACアダプター、接続説明書を同梱して納品させて頂きました

なお、音声信号の接続は、先に述べた通り、MA502は2chアンプですので、CD700IIのフロント、あるいはリアプリアウトと、アンプの入力端子をRCAコードで接続することになります

■最後に

後日お客様より、お写真をお送り頂きました
Nakamichi社製 CDデッキのCD700 IIに、同社製カセットデッキTD1000、パワーアンプとしてMUSEE MA502、そして、さりげなくYAMAHA製 Bluetoothワイヤレスレシーバーが置かれていました(写真左 LE802上)
CD、カセットの再生だけでなく、Bluetoothオーディオに対応したオーディオ機器でも楽しめる構成になっておりました

U様、事例掲載のご快諾、またお写真をお送り頂き、誠にありがとうございました

 

【お客様事例】McIntosh MX5000+MCC404+MPM4000

お客様より、McIntosh MX5000、MCC404、MPM4000をホームオーディオとしてご使用されるにあたり、接続方法、必要なケーブルなどについてお問合せ頂きました
top今回は、これら機器からなるMcIntoshシステムをホームオーディオとして使用するため、電源付カーオーディオケース LE802、弊社大容量ACアダプターP-12V210をご利用頂いた事例をご紹介いたします
右写真は今回の事例で用いた機器です(納品前テスト時に撮影)

はじめにこの事例で使用したMcIntosh社のMX5000、MCC404、MPM4000と、弊社電源付きカーオーディオケースLE802、12V 21AタイプACアダプター P-12V210について簡単にご説明します

MX5000
MX5000+MPM4000McIntosh社製カーオーディオ オーディオコントロールセンターです
24bit D/Aコンバータを内蔵したCDデッキとしての使用や、別売CDオートチェンジャー MCD5000と接続することにより、MX5000からMCD5000をコントロールすることができます。また、MX5000には、外部入力AUXがありますので、iPhoneやTVなどと接続してiPhoneの音楽やYoutubeの音楽、テレビの音声を楽しむこともできます
右上写真は組込み前動作確認時のMX5000(写真右)とMPM4000(写真左)です

MPM4000
同McIntosh社製 カーオーディオの周辺機器、「POWER OUTPUT METER」です
MPM4000のL/R信号入力をスピーカー端子に接続することで、「パワーアンプ部の出力電力をアナログメータで確認することができます

mcc404MCC404(右写真)
同じくMcIntosh社製のパワーアンプです
スピーカー(4Ω)を最大4台、それぞれ100Wまで駆動できます。設定によって、フロントリア左右の4CH構成はもちろん、フロント左右スピーカーのみの2CH、フロント左右スピーカー+サブウーファの3スピーカー構成等、様々なスピーカー構成を取ることができます

LE802
LE802Back弊社 市販1DINカーオーディオ用電源付カーオーディオケースです
ACアダプターが付属していますので、LE802にアンプ内蔵カーオーディオを組込み、スピーカーを繋げば、ご自宅でカーオーディオを楽しむことができます。
また、背面にサービスホール(写真奥側)がありますので、デッキタイプもご利用頂けます。今回のMX5000はデッキタイプですので、このサービスホールを使用してパワーアンプMCC404、パワーアウトプットメータMPM4000と接続しています

P12V210 P-12V210
大容量12V21AタイプのACアダプターです
PSE適合はもちろん、米国エネルギー省のLEVELⅥに対応した製品ですので、安全、低消費電力です
冷却用ファンはありませんので(ファンレス)、動作音はなく、音楽の邪魔をしません。もちろん、吸気口、排気口の掃除もありません
静かな環境でカーオーディオを楽しみたい、カーオーディオ用パワーアンプなど、静かな電源としてお使い頂く場合最適です

それでは本題に戻って・・・

McIntosh MX5000、MCC404、MPM4000をホームオーディオを使用するため、弊社でのMX5000やMPM4000の実績や、調査結果に基づき、LE802を用いた構成と、DK101をベースにした構成の2つをご提案をさせて頂きました

LEfirst右図は、お問合せ頂い後、ご提案した「LE802を用いたMcIntoshシステム構成」です(ご提案書から抜粋)
MX5000はLE802に組込み、MPM4000はLE802をベースにしたカスタムケースに組込んでいます。なお、MX5000付属DC-DCコンバータは外だしにさせて頂きました
MX5000、及びMPM4000への電源は、LE802付属ACアダプター1つで供給するようにしています
MCC404への電源は、MCC404が定格400Wであることから(100W4CH出力可能)、P-12V210を用いて供給しています。なお、P-12V210は250W(12V 21A)であるため、電力不足のように見えますが、通常音量でお聞き頂く上では問題ないと判断いたしました
DK101をベースにしたご提案では、カーオーディオ用ケースLE802を使用する以外は、ほぼ同様の構成にてご提案致しました

詳しく:MCC404への電源供給について

取扱説明書等に記載されている定格は最大定格を示しています。アンプの場合通常使用時に、この最大定格で常時動作することはまれであること、また、弊社実績として、Pioneer社 carrozeria X RS-A9X、RS-A7X や、SANSUI社 reference mark SM-A1、Pioneer社 GM-D7400などのパワーアンプ、展示機をP-12V210にて動作させている結果から通常音量であればP-12V210で問題ないと判断いたしました
なお、後述いたしますが、MX5000の組込みに際してMcIntoshシステム全体をお預かりした際、通常の音量範囲で問題無くご利用頂けることを確認しています

LEfixその後、何度かお客様とすり合わせさせて頂いた後、最終的なMcIntoshシステム構成を決定頂き、ご注文となりました
左図は最終的なMcIntoshシステム構成です(納品時に添付させて頂いたご説明資料から抜粋したものです)
はじめのご提案からの変更点としては、LE802付属ACアダプターを削除し、P-12V210(21A AC アダプター)1つでMcIntoshシステム全体(MX5000、MPM4000、MCC404)の電力を供給する構成としています。また、MPM4000はケースに入れずにそのままご利用頂くことになりました
電源以外の配線回りは、はじめのご提案と大きな変更はなく、MX5000とMCC404はPG/ON信号を接続(※1)、MX5000とMPM4000はON/イルミ信号を接続、MPM4000とMCC404はL/R信号を接続しています(※2)

※1 ON信号とは一般的にいうリモート信号です。LE802付属スイッチのON/STANDBYによりMcIntoshシステム全体をON/STANDBYにすることができます。ちなみに「ON」は車載でいうエンジンをかけた状態、「OFF」はエンジンを切った状態と考えて頂くとイメージしやすいかと思います
※2 MPM4000 アナログメータでスピーカー出力を確認するために接続する信号です。MPM4000は2CH表示のため、今回はフロント左右スピーカーに割り当てました(MCC404の出力としてはOUTPUT1,2に接続しています)

basictestご注文の後、LE802への組込みが特殊になるMX5000はじめ、機器一式を弊社までお送り頂きました

お送り頂いたMX5000をLE802に組込む前に、電源や信号回りを含めて基本的な動作を確認をいたしました。写真はその動作確認の様子です。写真右からお預かりしたMX5000、MPM4000、MCC404、そして弊社テスト用P-12V210(ACアダプター)、手前は測定器(デジタオシロ)です
この動作確認の際、弊社所有スピーカーを接続し、システム全体の消費電流を測定、P-12V210で、McIntoshシステム全体の電力供給できることを確認いたしました

一通り動作を確認したのち、お預かりしたMX5000をLE802に組込み、専用の各種電源コード、信号コードを作成、配線を行った上でMcIntoshシステム全体として組上げました

MXMPMCOde左写真はLE802に組込んだMX5000と、MPM4000、MCC404です。少し見づらいですが、LE802の奥にあるのはMX5000のDC-DCコンバータです
MCCPwrCodeMPM4000背面から出ている「白/灰色コード」は「L/R信号コード」で、MCC404のOUTPUT1-2に接続しています
同じくMPM4000背面から出ている「黄/黒/青/橙コード」は「電源関連のコード」でMX5000と接続しています
LE802背面左側からでている「赤/黒コード」はP-12V210からきているLE802用の電源コードです
左下写真は、MCC404と、McIntoshシステム全体の電力をまかなうACアダプターP-12V210です
MCC404から出ている「赤/黒コード」は「MCC404用電源コード」でP-12V210と接続しています。先にご紹介したLE802用電源コードと「コードの太さ」が異なるのは、それぞれの機器に流れる電流が異なるためです(MCC404の電流は、MX5000+MPM4000の電流に比べて大きな電流が流れるため太いコードを使っています)

電源を入れる前に、配線に誤りがないか再度確認した上で、電源を入れ正常に動作することを確認し、納品させて頂きました。ご注文、誠にありがとうございました

電匠では、お客様のご希望に合わせた「お手持ちのカーオーディオ、カーナビをご自宅で使えるシステム」をご提案しております。お気軽にお問合せ下さい

下の写真は納品前テスト中のMcIntoshシステムです。右写真 MPM4000の針が振れているのがおわかり頂けると思います

finaltest finaltest-2

 

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■製品情報

本事例にて使用致しました電源付カーオーディオケースLE802、12V 21AタイプのACアダプター P-12V210の製品情報です

LE802 電源付カーオーディオケース
P12V210 12V 21AタイプACアダプター

■ご購入

LE802はアマゾン、P12V210は直販にてご購入頂けます
アマゾンにて販売中

P12V210 12V 21AタイプACアダプター

■お問合せ

製品に関するご質問やご不明な点、お持ちのカーオーディオとの接続方法など、どのようなことでも結構です。お気軽にお問合せ下さい

お問合せはこちら

 

【お客様事例】Pionner carrozzeria X

今回は、電源付カーオーディオケース LE802と弊社大容量ACアダプターP-12V210をご利用頂き、Pionner carrozzeria X(ODR)をご自宅で楽しまれている事例についてご紹介致しますTop

右写真は後日お客様からお送り頂いたcarrozzeria Xシステムです

Pioneer carrozzeria Xは、Optical Digital Reference(ODR)思想に基づいた製品群です

今回の事例でお客様がご使用になられる機器は、CDデッキのRS-DX7Ⅲ、その周辺機器のCD-7X、デジタルインテグレーションアンプのRS-9Xと、デジタルパワーアンプRS-7Xの2台、スピーカーはTS-Z1000RS等とのことでした

web2はじめにお問合せ頂いたのは、Pioneer carrozzeria Xをご自宅で使用したい。carrozzeria Xの構成製品であるRS-DX7Ⅲ を弊社製品 電源付カーオーディオケース LE802に入れて使用できるかとのことでした

早速弊社にてRS-DX7Ⅲを調査したところ、取扱説明書には最大消費電流4.0Aとの記載がありましたが、通常ご自宅でご利用頂く上で付属ACアダプターで問題なく使用できることを含めて、LE802に入れてお楽しみ頂けることをご回答させて頂きました

その後、お客様とのやりとりの中で、RS-DX7Ⅲの周辺機器であるCD-7Xのご使用や、パワーアンプ(RS-A9X、RS-A7X)の電源の課題についてもご相談頂きました

LE802-C01CD-7XはUSB/iPod用トランスポートという製品で、RS-DX7Ⅲに接続することで、USBメモリやiPod等の音楽をRS-DX7Ⅲで楽しめる機器です

CD-7Xを使用するに際し、サイズの制限から、RS-DX7Ⅲを入れたLE802に組込むことができないため、お客様にはケースに入れずにCD-7Xをそのまま外に置くご提案と、LE802を改造し、LE802と同等のカスタムケースにCD-7Xを組込むご提案をさせて頂きました
ご提案したカスタムケースは、カーオーディオ用の開口部と、電源スイッチがないフロントパネルに変更し、背面はLE802リアパネルそのままで、スピーカー端子などの各種部品を取り除いたケースです(右図はご提案資料の抜粋)。電源についてはRS-DX7Ⅲを組込んだLE802から供給する方式としています

DualACAdpRS-A9X、RS-A7Xパワーアンプの電源については、安定化電源を用いた電源供給をご検討されていましたが、冷却用ファンの音が課題とのことから、展示機の電源として使用実績のある、弊社大容量ACアダプター P-12V210(12V/21A 250W)をご紹介させて頂きました
なお、お客様がお持ちのパワーアンプは、前述の通り、RS-A9Xが1台と、RS-A7Xが2台。スピーカーはTS-Z1000RSと他スピーカーを音域毎にパワーアンプに接続されるとのことでした
そこで、アンプの取扱説明書や展示機での動作実績などから、消費電流を推測した上で、ACアダプター P-12V210を2台を用いる構成をご提案させて頂きました(左図はご提案資料の抜粋※)
※図ではIPBUSと光デジタルを一本で表現していますが、正確にはIPBUSはアンプ間をデイジーチェーンで、光デジタルはRS-9Xから各アンプに接続する形になります

お客様にてご検討頂いた結果、RS-DX7ⅢをLE802に、CD-7Xをカスタムケースに組込み、パワーアンプの電源については、弊社の大容量ACアダプターをご使用頂けることになりました。あわせて、各ケースにはガラス調天板LJ08と、RS-DX7Ⅲと、CD-7Xのケースへの組込みサービスもご利用頂きました

最終的な carrozzeria X(ODR) システムの構成、配線は下図の通りです

System

右写真はLE802と、カスタムケースに入れたRS-DX7III(写真右)とCD-7X(写真左)を接続したところですConnect

RS-DX7IIIを組込んだLE802から、CD-7X、及びアンプへのIP BUS(黒太コード)、光デジタル(青コード)をLE802背面のサービスホールをから出しています
CD-7Xを組込んだカスタムケースからは、USB/iPodと接続するためのUSB延長ケーブルを出しています

CD-7Xの電源については、RS-DX7Ⅲを入れたLE802から供給、つまりRS-DX7IIIとCD-7Xは同一電源としています。写真黄コード、黒細コードがCD-7Xに電源を供給するラインです
なお、アースコードに未接続のぎぼし端子がありますが、パワーアンプで使用するACアダプター2つとLE802付属ACアダプターのGNDを共通にするための接続口です

DoubleLE802左写真はRS-DX7IIIを組込んだLE802(写真右)と、CD-7Xを組込んだLE802-C01(写真左)の正面写真です
※ガラス調天板は弊社デモ用を使用

組込み後の最終動作確認の際、RS-DX7IIIと、CD-7Xを接続した状態で、機器の消費電流の測定をしたところ、待機時(LE802 スイッチOFF)では20mA程度、CD再生、及びiPhone再生中ともに0.9Aでした。消費電流が一番高かった「CD挿入時」でも、1.6Aと LE802付属ACアダプターで十分電力が供給できることを確認しました

ACAdpt-RS-9X7Xアンプの電源については、TS-Z1000RSを駆動するRS-A9XとRS-A7Xの2つのアンプを1つのACアダプターで、その他スピーカーを接続するRS-A7Xをもう1つのACアダプターで電力供給しています

写真はRS-A9XとRS-A7X 2つのアンプに電源を供給するACアダプターです(電源コードが2本)。通常のACアダプターと比較して、サイズ、質量は220 x 95 x 46(mm)、1.3kgと大きめですが、冷却用のファンがないため動作音はなく、音楽の邪魔をしません

all納品後、お客様からご連絡を頂き、またあわせてお写真もお送り頂きました

右写真は carrozzeria X(ODR)システム全体です。下にもお送りいただいた写真を何枚か掲載させて頂きました

またお送りいただいたメールでは、車で聴くよりもいい音で鳴り感動されているとのこと、また弊社製品に関しても、電源は静かで、コンパクトで良いこと、ケースの作りが良好などメーカー冥利に尽きるたくさんのお言葉を頂きました

最後に弊社製品をご購入いただき、また弊社WEBサイトへの事例掲載にご快諾、お写真をお送り頂きましたS様、誠にありがとうございました

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■製品情報

本事例にて使用致しました電源付カーオーディオケースLE802、12V 21AタイプのACアダプター P-12V210の製品情報です

LE802 電源付カーオーディオケース
P12V210 12V 21AタイプACアダプター

■ご購入

LE802はアマゾン、P12V210は直販にてご購入頂けます
アマゾンにて販売中

P12V210 12V 21AタイプACアダプター

■お問合せ

製品に関するご質問やご不明な点、お持ちのカーオーディオとの接続方法など、どのようなことでも結構です。
お気軽にお問合せ下さい。

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【お客様事例】McIntosh MX5000 LE802組込み

06-Complete

はじめに

自宅でカーオーディオが使える電源付カーオーディオ用ケース「LE802」に、McIntosh(マッキントッシュ) MX5000を組込んだお客様事例についてご紹介いたします

電源付カーオーディオ用配線キット「DK101-A」をご購入頂いたお客様より、LE802にMcIntosh MX5000(以降MX5000)を組込みたいとご連絡を頂きました

MX5000はフロントパネルが1DINサイズを超えていることから、通常の組込み方法(LE802のフロントパネルを付けたまま)では、組込むことができません。
そこで、弊社にてLE802にMX5000を組込ませて頂くことをお伝えしたところ、お客様にて組込みたいとご要望を頂きましたので、弊社までお越し頂き、一緒に組込み作業をさせて頂くことになりました

ここでは、はじめに「MX5000組込みの流れ」をご説明し、その後写真を交えながら、実際の組込み方法をご紹介します

McIntosh MX5000 組込み

■組込みの流れ

前述の通りMX5000は、フロントパネル部分が1DINサイズより大きなサイズ、具体的には「188mm x 58mm」になっています(※)。このため、LE802フロントパネルを付けた状態での組込み方法と異なり、下図のようにLE802のフロントパネルを外した上で、MX5000を組込むことなります。

0-Flame1)LE802のフロントパネルを外し、MX5000につける
2)MX5000に固定金具を取付ける
3)電源コード、RCAコードをLE802サービスホールに通し配線する
4)MX5000をLE802に組込み、フロントパネルを固定する
5)天板を取付ける
6)完了

※1DINサイズ:180mm x 150mm

■組込み方法

1)LE802のフロントパネルを外し、フロントパネルをMX5000につける

02panel右上図のように、LE802フロント側にある2本のネジを外して、「前面上フレーム」を外し、LE802のプロントパネルを外します

次に外したフロントパネルを、MX5000の背面側から挿入し、LE802のフロントパネルをMX5000に取付けます

右写真はLE802のプロントパネルを取付けたMX5000です

03kanagu2)固定金具を取付ける

パネルを取付けたMX5000に固定用金具を取付けます
取り付けの際、MX5000本体の高さより、フロントパネルの高さの方が高いため、MX5000を水平に置くことができません
そこで、固定金具が水平に取付けられるように、MX5000の下に台を置きます。左写真では、1cm厚のアクリル板を下に敷き、金具を取付けています

3) 電源コード、RCAコードなどをLE802サービスホールに通し、配線する

04-0powercodeMX5000では電源ユニット(DC-DCコンバータ)がMX5000本体と別になっています。このため、電源ユニットから出ている電源コードを、LE802背面のサービスホールから通し、電源のバッテリーコード(黄)とLE802のバッテリーコード、アクセサリーコード(赤)とLE802のアクセサリーコードを接続します
アースコードは電源側に共締めします(※)
また、あわせてLE802のアンテナジャックを、MX5000のソケットに差し込みます04-1powercode

なお、MX5000では電源コードのソケットが大きく、サービスホールを通しにくいため、LE802のサービスホールについているグロメット(ゴム製のコード保護)を外して、グロメットを電源コードに通した上で、サービスホールに電源コードを通し、最後にグロメットを取付けています

※MX5000の場合、MX5000本体と、電源ユニット(右写真)、アースコードが共通になっていました

04-2RCAcode電源コードを通したら、次にMX5000背面から出ているRCAコードをサービスホールに通します
今回通したコードは、OUTPUT FRONT L/Rと、AUX IN L/Rの計4本です
OUTPUTのFRONT L/Rはアンプに接続、AUX IN L/RはiPhoneに接続されるとのことでした

これ以外のコード、OUTPUT REAR L/R等は使用しないためLE802本体内にしまうことにしました

4)MX5000をLE802に組込み、フロントパネルを固定する

05-1embeded次にMX5000をLE802に組込みます
写真のように、MX5000を少し浮かせた状態で、LE802のフロント側からMX5000を入れ、固定金具の穴がLE802底板のネジに入るようにします
このときLE802フロントパネルに付属している「スイッチ」がLE802のフレームにあたらないよう注意します

05-2nejiMX5000を組込んだら、MX5000の前後位置を調整した上で、MX5000をナットで固定します。ナットは対角に締めるようにします

MX5000を固定したら、使用していないコードやRCAコード等を整理し、必要に応じて結束バンドで止めます

最後に、1)で取り外したフロントの「前面上フレーム」を取付け、05-4flameフロントパネルを固定します(下写真)

これで組込みは終了です。
動作を確認を行った上で、天板を付けます。今回は黒天板(標準品)ではなく、ガラス調オプション天板をご利用頂くとのことでした

5)動作テスト

MX5000はアンプを内蔵していない「デッキタイプのカーオーディオ」であるため、直接スピーカーを接続することができません。今回の動作確認では、アンプ内蔵のPCスピーカーを用いました
LE802のサービスホールから出したOUTPUTのFRONT L/RとPCスピーカーを、市販のRCAコードで接続し、正しく音がでることを確認しました
なお、テストで使用したPCスピーカーはONKYO GX-70AXです

06-test

6)オプションガラス調天板の取付け

最後にLE802のフレームを止めているネジ8本を、オプションのガラス調アクリル天板に付属している黒ネジに交換し、天板を置いて完成しました。

06-Complete

■まとめ

自宅でカーオーディオが使える電源付カーオーディオ用ケース「LE802」に、McIntosh MX5000を組込んだ事例についてご紹介いたしました。
McIntoshは、フロントパネルが1DINサイズより大きいため、LE802通常の組込みではなく、LE802のフロントパネルを外して組込みます。この事例ではその方法についてご説明しました。

■最後に

今回組込みのお手伝いさせて頂きましたお客様より、LE802に組込んだMcIntosh MX5000を使用されている写真をお送り頂きました。

McIntosh 組込み時の撮影、またWEBページへの掲載をご快諾頂きました T様、誠にありがとうございました。
弊社製品を末永くご愛顧の頂きますよう、よろしくお願い致します。

07-1le802use

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■その他の事例

お客様ご使用事例(DK101+McIntosh MX5000)
デッキタイプ(アンプレス)のカーオーディオを楽しみ方
デッキタイプカーオーディオをPCスピーカーで楽しむ(CD-700II)

事例一覧はこちら

■製品情報

本事例にて使用致しましたLE802と、自宅でカーオーディオが使える電源付配線キット DK101の製品情報です。

LE802 電源付カーオーディオケース

DK101-A/S カーオーディオ用電源付配線キット

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■お問合せ

LE802についてご不明な点、このカーオーディオが使える?などご質問、製品対するご要望がございましたら、お気軽にお問合せ下さい

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【事例】デッキをPCスピーカーで楽しむ

電源付カーオーディオ用ケース「LE802」を用いて、
「デッキタイプ(アンプレス)のカーオーディオをPCスピーカーに接続して楽しむ、使う」
CD-700II事例をご紹介いたします
本事例で使用した機器は以下の通りです

【使用機器】
LE802
カーオーディオが自宅で使える電源付カーオーディオ用ケースです。1DIN市販カーオーディオに対応しています。
詳細は製品情報をご覧下さい(こちら)

Nakamichi CD-700Ⅱ
1999年から発売されたナカミチ社製のカーオーディオ、CDデッキ(アンプレス)です

ONKYO GX-70AX
上記CD-700Ⅱと同じ年、1999年ONKYO社から発売されたPC用のスピーカーです。アンプを内蔵しています

市販RCAケーブル

はじめに

デッキタイプカーオーディオは、スピーカーを駆動するためのアンプが内蔵されていないため、直接スピーカーを接続して音を鳴らすことができません
そこで、LE802を用いてデッキタイプカーオーディオ(以降カーオーディオ)に電源を供給し、カーオーディオをアンプ内蔵のPCスピーカーに接続して音を出します

ホームオーディオに接続する場合はこちら(アンプ内蔵タイプのカーオーディオを室内で楽しむ)

接続の条件

カーオーディオ側:RCAピン出力端子があること
Nakamichi CD-700IIには、RCAピン出力として「フロント出力端子とリア出力端子」がありました
今回はRCAフロント出力端子を使用しています

PCスピーカー:RCAピン入力端子があること
ONKYO GX-70AXには、RCAピン入力端子がありました

接続方法

LE802にカーオーディオを組込む
Nakamichi CD-700IIをLE801に入れ、配線を行います
組込みの詳細については、取扱説明書をご覧下さい
なお、CD-700IIでは、電源ユニット(DC-DCコンバータ)が本体と別になっています
このため、電源ユニットはLE802の外になります

取扱説明書(製品ページが開きます)

参考:組込み動画(3分弱の動画です)
※旧製品LE801の組込み方法の動画です。基本的な組込み方法は同じです

カーオーディオとアンプを接続する
市販RCAケーブルを用いて、カーオーディオ側のRCAフロント出力端子と、
PCスピーカー側のRCA入力端子を接続しますconnect

接続を確認する
カーオーディオ、PCスピーカーの電源を入れる前に、接続に誤りがないことを確認します

更に詳しく:LE802とCD-700II 電源ユニットの接続
CD-700Ⅱの電源ユニットから出ている「バッテリーコード(黄)、アクセサリーコード(赤)、10P接続コネクターコード、アースコード(黒)」を、LE802背面サービ スホールからLE802に引き込みます。
「バッテリーコード(黄)、アクセサリーコード(赤)」は、それぞれLE802の同色のコードと接続します。「アースコード(黒)」は、LE802のカー オーディオ固定金具部分に共締めします。そして、「10P接続コネクターコード」はCD-700II(背面)に接続します
なお、電源ユニットから出ているリモート信号用コード(青)など、上記以外のコードは接続しません

電源を入れ、音楽を楽しむ

スピーカーのボリュームを最小にする
電源を入れる前に、スピーカーのボリュームを「最小」にします
(電源を入れた時、急に大きな音が出るのを防ぐためです)

電源プラグをコンセントにさす
各機器の電源プラグをコンセントに接続します

カーオーディオとPCスピーカーの電源を入れる
LE802 のスイッチをONにし、カーオーディオの電源を入れます
必要に応じてカーオーディオの初期設定を行います
(カーオーディオ初期設定の方法はカーオーディオの取扱説明書を参照して下さい)
次にPCスピーカーの電源を入れます

カーオーディオで再生する
カーオーディオにCDを入れ、CDの再生が開始したことを確認します
(次に示す音量調整をするため)

CD-700IIuse音量を調節する
PCスピーカーのボリュームを徐々に上げ、適切な音量に調整します
PCスピーカーのボリュームをあげても音量が小さい、あるいは音が割れているような場合には、カーオーディオ側のボリュームで調整します

音楽を楽しむ
LE802のスイッチをON、お気に入りのCDを入れると音楽がはじまります。

その他事例・解説

お客様のご使用事例やその他の事例、解説です

アンプ内蔵タイプのカーオーディオを室内で楽しむ
お客様ご使用事例(DK101+McIntosh MX5000)
事例一覧はこちら

製品情報

本事例にて使用致しました電源付カーオーディオ用ケースLE802と、カーオーディオ用電源付配線キットDK101の製品情報です

LE802 電源付カーオーディオケース

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【事例】デッキをホームオーディオで楽しむ

カーオーディオ用電源付配線キット「DK101」を用いて、

「デッキタイプ(アンプレス)のカーオーディオをホームオーディオに接続して楽しむ、使う」

DCT-900事例をご紹介いたします。

この事例で使用した機器は以下の通りです。

【使用機器】

DK101(電源付配線キット)
カーオーディオ:DENON DCT-900
(デッキタイプカーオーディオ)
アンプ:ONKYO A-907X
スピーカー:ONKYO D-S7GX
市販RCAケーブル

はじめに

DK101-Aデッキタイプカーオーディオは、スピーカーを駆動するアンプが内蔵されていないため、直接スピーカーを駆動することができません
そこで、DK101を用いてデッキタイプカーオーディオ(以降カーオーディオ)に電源を供給し、カーオーディオをホームオーディオに接続した上で、ホームオーディオから音を出す構成としています

 なお、ホームオーディオのアンプには、スピーカーが接続されている前提としています
(この構成では、DK101付属のスピーカー端子は使用しません)

接続の条件

カーオーディオ側:RCAピン出力端子があること
DENON DCT-900には、RCAピン出力として「フロント出力端子とリア出力端子」がありました
今回はRCAフロント出力端子を使用しています

ホームオーディオ:アンプに接続されていないRCAピン入力端子があること
ONKYO A-907Xには、CDやCDR等、複数のRCAピン入力端子がありました
本事例ではCDの入力端子を使用しています

接続方法

ご注意:接続する前に
各機器(カーオーディオ、ホームオーディオ)の電源をOFFにし、必ず「コンセントを抜いた状態」で作業を行います
なお、各機器の接続方法については、各機器の取扱説明書を参照して下さい

DK101を用いて、カーオーディオの電源配線をする
DK101とカーオーディオを接続します
接続するコードは、黄(バッテリ―:+B)、赤(アクセサリ:ACC)とアースです(接続図緑枠部分)
接続方法についてはDK101の取扱説明書(製品ページに移動します。新しいウィンドウが開きます)を参照してください

カーオーディオとアンプを接続する
市販のRCAケーブルを用いて、カーオーディオ側のRCAフロント出力端子と、アンプ側のCD RCA入力端子を接続します(接続図青枠部分)cdplayer

ご注意
絶対にアンプのRCA出力端子(たとえば、LINE OUT側等)に接続しないでください

アンプにPHONO入力端子がある場合、PHONO入力端子には接続しないで下さい
(接続機器が破損する恐れがあります)

接続を確認する
カーオーディオ、アンプの電源を入れる前に、接続に誤りがないことを確認します

電源を入れ、音楽を楽しむ

アンプのボリュームを最小にする
電源を入れる前に、アンプのボリュームを「最小」にします
(電源を入れた時、急に大きな音が出るのを防ぐためです)

電源プラグをコンセントにさす
各機器の電源プラグをコンセントに接続します

カーオーディオの電源を入れる
DK101 付属スイッチをONにし、カーオーディオの電源を入れます
必要に応じてカーオーディオの初期設定を行います
(カーオーディオ初期設定の方法はカーオーディオの取扱説明書を参照して下さい)

アンプの電源を入れ、聞く機器を選択する
アンプの電源を入れ、入力切替えツマミ(INPUT)で聞く機器(ソース)をCDにあわせます
(カーオーディオをアンプのLINEに接続した場合は、LINEにあわせます)

カーオーディオで再生する
カーオーディオにCDを入れ、CDの再生が開始したことを確認します
(次に示す音量調整をするため)

音量を調節する
アンプのボリュームを徐々に上げ、適切な音量に調整します
アンプのボリュームをあげても音量が小さい、あるいは音が割れているうような場合には、カーオーディオ側のボリュームで調整します

その他事例・解説

お客様のご使用事例やその他の事例、解説です

お客様ご使用事例(DK101+McIntosh MX5000)
アンプ内蔵タイプのカーオーディオを室内で楽しむ
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製品情報

本事例にて使用致しましたカーオーディオ用電源付配線キットDK101と、電源付カーオーディオケースLE801の製品情報です

DK101-A/S カーオーディオ用電源付配線キット

LE801 電源付カーオーディオケース

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DK101-A :金メッキタイプ

DK101-S :錫メッキタイプ

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【お客様事例】McIntosh MX5000

Left電源付カーオーディオ用配線キット DK101 をご利用頂いたお客様のご使用事例についてご紹介いたします
今回はMcIntosh MX5000です

お客様より、McIntosh MX5000をご自宅で使用するにあたり、弊社製品DK101(電源付配線キット)についてお問合せ頂きました
使用する機器構成としては、MX5000を同じくMcIntoshのパワーアンプ、MC2255に接続されるとのことでした

▼PR:McIntosh関連製品

testMcIntosh MX5000は、アンプレスのCDカーオーディオ(デッキタイプ)で、本体とDC-DCコンバータから構成されています

そこで、右配線図のように、MX5000のDC-DCコンバータにDK101から電源を供給し、MX5000にあるRCA出力(FRONT、REARのいずれか)をMC2255に接続することで、ご自宅で音楽をお楽しみ頂けるとお話しさせて頂きました
また、ご来店いただければ、MX5000とDK101の配線もお手伝いさせて頂くことをご申し上げました

バッテリーコード(黄)
DC-DCコンバータから出ている黄コードと接続

アクセサリコード(赤)
DC-DCと本体を接続する電源コードの赤コードと接続

アースコード(黒)
DC-DCコンバータから出ている黒コードと、
DK101のコードの2本をDC-DCコンバータの筐体に共締め

それ以外のコード
上記バッテリー、アクセサリー、アースコード以外は接続しない
(端子が露出している場合は端子を絶縁)

Right1後日、弊社にご来店頂き、MX5000とDK101-Aの配線のお手伝いをさせて頂きました。写真はその時の様子です

はじめに、上記配線図のようにMX5000と、DK101-Aを接続し、MX5000に電源が入ることを確認しました

次にMX5000の電源を落とし、MX5000の出力(RCA FRONT側)を弊社常設アンプ(ONKYO)とスピーカー(SANSUI)に接続した上で、電源を入れ、正常に音が出ることを確認しました。左上写真は動作させているときの様子です

Connect1最後に、右下写真のように、コード類を整えて終了いたしました

お客様には、MX5000と、DK101-Aのコードを接続したままの状態でお持ち帰り頂き、ご自宅でMC2255に接続していただきました

その後、お客様より無事に動作していること、またDK101-Aに接続しておけば、ヘッドユニットの電源をOFFにしても初期設定に戻らないので便利(FM局がリセットされない)とご評価頂きました
またあわせてご使用されている写真もお送り頂きました。以下2枚は、お客様からお送り頂いた写真です

最後になりますが、事例の掲載、写真撮影をご快諾、さらにはご自宅でご利用頂いている写真をお送りいただきました
T様、誠にありがとうございました

末永く、良きカーオーディオライフをお楽しみ下さい

      McIntosh-1    McIntosh-2

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本事例にて使用致しましたDK101と、電源付カーオーディオケースLE801の製品情報です

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